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まほろばだより−トピックス−

常務取締役 本店店長 大橋 和則

 今から21年前、私は美唄で百姓をしていた。
農家の次男に生まれ長男が後を継ぐものと考えていたがひょんな事から長男が帯広で新たに農業をする事になったからである。

 父親は私が物心付く頃から農業の傍ら農家の技術指導をしていたが、何時の間にかそれが本業に成り全国を駆け巡っていた。それだけでは飽き足らず農産物資材の販売や指導して出来た農産物の販売を手がける為に札幌に事務所を設立した。
春に技術指導し有機資材や微生物資材を使用してもらい、付加価値をつけた農産物を秋には売り先を探し高く買い取る計画だった。

 秋になり農家から出来た農産物がどんどん集まりだしたが売り先が無い?農産物の販売に関わって無かたが、そんな事は言ってられない状態だった。
11月頃から毎日、美唄から札幌の事務所に通い営業活動が始まったが、毎日が地獄のようだった。
行き先の無い農産物がどんどん集まってくる。保管場所が無いので倉庫を借りる。倉庫の中で腐っていく。農家からは農産物代を請求される。資金繰りが大変なので買値よりも安く販売する。お金の出所は全て父親。周りの反対を押し切って行ったことなので父親には自業自得と思っていたが、農家には迷惑を掛けたくなかった。
その間、家族に不慮の事故が相次いだ。弱り目に祟り目とはよく言ったものだと思った。最後には右翼にまで絡まれて多くの人にご迷惑を掛けてしまった。  

  札幌の自然食品店を1件ずつ営業し始めたものの中々良い話は無かった。そんな中でまほろばへ営業に行き、話だけでは分からないので実際に農産物を実験したいとの事だった。札幌市場で変わった夫婦が、父親が指導していた雨竜の生産者の長ネギを指で引いてエネルギーが高いと評価を得ていると聞いた事が以前にあった。ここだったのかと興味を抱いた。

  後日5件の農家の玉葱を持参し実験して頂いたら、5件の生産者の性格から作り方まで全て的確には判断された。O−リングテストを始めて目にし、今までの価値観や観念的な考え方が大きく変化した時であった。
物質の生命力やエネルギー、そのもの自体が良い物か悪い物か、その物が良くても自分に合うのか合わないのか、刻々と変化する生命に対して同じ物質が常に合うのか、O−リングテストは使い方によって色々答えを導き出してくれる。  

  この方法を農産物の栽培に用いれば良い物ができると思った。
どんな良い資材を用いても使う土地、使う人、使う時期によって大きく変化し、なかなか思うようには行かないのが現実だからだ。とは言ってもすぐに習得できるわけも無く、興味は抱いていた。

 それから一年間は実家で農家をしていたが、一線を退いた父親とは上手く行かず、一緒に居るとお互いがダメになると思い札幌で働く決意をした。
職探しを始めようと思っていたところにちょうどまほろばで働かないかと誘いがあった。O−リングテストに興味があったが自然食品には余り興味は無かった。社長と入った方が良いかO−リングテストをしてみた。
結果はYes、入社を決めた。今から20年前の24歳のときである。

 最初の頃、周りからは自然食品?O−リングテスト?なにそれと、よく言われた。
最近は、いい職場で働いているねと、よく言われる。
入社当時は社員も少なく、本店の建物もボロかった。只、若さと熱意だけは一杯だった。何も分からない中で、多くのお客様が、社長や専務が、0−1テスト(O−リングテスト)が、従業員が、取引先の人が、多くをお教え下さった。

 きっと父親の事業の失敗が無かったらこの場には居なかったと思うと、世の中の出来事は偶然ではなく必然だったのだと感謝出来る。最近「大変」な事は、読んで字の如く「大きく変われる」チャンスですよと、お客様とお話させて戴く。
何を学ぶかは自分次第。 まほろばが25年経ち、今までも、これからも、「変わらないところと変えるところ」が、まほろばらしさ。これからも良心に恥じることなく、世の中に必要とされる会社で在りたいと思いますので、今後とも更なるご愛顧の程宜しくお願い致します。  

 

 



常務取締役 編集長 島田 浩

 月日の経つのは早いものです。  

 私が入社したのは94年の7月中頃でした。ちょうど10周年のセールが終わった直後だったようです。あれから早15年が過ぎようとしています。  

 その間、いろいろな出来事がありました。麻生店の閉店、厚別店での3年間、そして98年から本店で編集作業を…。その後エリクサーの開発・発売、インターネットの立ち上げ、POSシステムの導入、本店の移転…などなどさまざまな難関を乗り越えてきました。  

 おかげさまでいろんなことを体験させていただき、それらの全てが自分自身の力になっています。編集の仕事も、PCも、まほろばに入ってから本とJRの吊り革広告を見よう見真似で覚えました。毎日楽しく働かせていただいていますが、これもそうさせていただける"場"があってのことだと、心から感謝しています。  

 一昨年からの世界経済危機で、いよいよ世の中は混迷を深め、大変な思いをされていらっしゃる方もたくさんいらっしゃると思います。しかし、ここは考えようです。見方を180度変えたなら、そこには良いことの種も隠されているのではないでしょうか。これまでのように、単にモノやお金を求めることで幸せがつかめるはずだ…という、20世紀を超えてきた私たちに染み付いた価値観や観念が崩壊し、こんなに物質的に豊かになったはずなのに、それでも満たされない何かがある…、そういうことに気がつき始めてきました。その象徴が、この経済危機なのではないでしょうか。

 だとすれば、どうすれば本当の幸せをつかむことができるのでしょうか?そもそも、本当の幸せとは何なのでしょう…。  

 実は、かつて大企業(今は大変なことになっている自動車関連業界です)でバブルの時代をすごし、本当の生き方を求めてまほろばにたどり着いた私は、十数年間その答えを探し求めてきました。  

 もちろん答えは人それぞれでしょう。今のところ、私の中に答えのありかが少しだけ見えてきました。それは、「心の深いところにある、魂からのヨロコビを、子供のように純粋に求めること。」それが自分自身に深い歓びと幸わせをもたらしてくれることが、遅ればせながらようやくわかり始めました。  

 そのためには、とても単純なことですが(真理はシンプルだといいますので)、『自分のできることで誰かに喜んでもらうこと』が一番です。忙しい日常の中、これまでの生き残りをかけて戦ってきた時代の洗脳と価値観を引きずりながらなので、なかなか容易ではありませんが、それを目指し、人生を楽しみながら毎日を生きていければと思っています。  

 少し大げさですが(15年前の入社挨拶も大げさなことを書いてしまいました…汗…)、今に生きる全ての人が、近い将来、そのように満たされた心で暮らす社会が訪れることを夢見ています。けっして難しいことではないと思うのです。誰かの生き方をまねるのではなく、むしろ自然のままの自分自身として、己に備わった個性を発揮すること、自分の得意とすることで誰かに喜んでもらうこと。全ての人がそのようにお互いのチカラを分かち合い、交換し合うこと。そこに本当の豊かさがあるのではないでしょうか。  

 きっと、これから先、そんな人と人のつながりが新しい社会の土台となってゆくことでしょう。まほろばもまた、その雛形となれたら素敵ですね。  

 おそらく、本当の平和は、一人ひとりの心の中からしか生まれないものなのでしょう。そのためには心を"空"にして、大宇宙の自然の波動にチューニングをビッタリと合わせることが大切なのかもしれません。それこそが0―1テストの奥義でもあると思うのです。  

 これから先、25年後には、美しい自然のよみがえった地球の上で、人々が仲良く暮らしている、そんな社会の実現に向けて、今日からまた一歩、地道な仕事を積み重ねてゆこうと思います。

 
 

  これまで25年間、まほろばを支えていただいた全てのお客様、そして苦労を共にする仲間たちに心より感謝申し上げます。
これからもぜひ一緒に歩んで行きましょうね。

 


 
 
 

 

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