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まほろばだより−トピックス−
 
 
   

 皆様、明けましておめでとうございます。
 2012年の今年は、人類が滅亡する年だと言う人たちがいます。
選ばれた人だけが助かるという人もいます。
まさか!!、本当でしょうか?

 私は、もともと、無責任に人の不安をあおるような事を言う人は歓迎できないし、そう言うことは余り信じない人です。
もし、そうだとしても、自分だけが助かりたいとも思わないし、選ばれた人にもなりたくない(なれない)のです。
それであれば、すべての事は、ただ平等に受け入れるしかありません。

 ただ、星の動きや季節の変化、時代の流れの中に生かして戴いているのですから、あらゆるものとの関係性の中で、その流れも一様ではなく、節目、節目で大きくジャンプしたり、反転したり、世界の歴史も人生も、複雑で紆余曲折に富んでいるのも、不思議ではありません。
そして、今年がそのような中でも、大変大きな節目の年だと言うことであれば、納得できないわけではありません。でも、それは滅亡するということではなく、きっと生まれ変わりながら循環していくのです。

 今年は、資本主義的な利益優先の物質社会を形成してきた価値観が大きく崩れ、内部から崩壊し、自然や命や心を大切にする人たちが大勢出てきて、新しいシステムを構築し、社会や自然とのかかわり方を変えていく力になっていけるのでしょうか?
確かに東北の震災と原発事故は、人々の心を大きく変えつつあります。しかし、人類が滅亡すると形容されるほどのことではありません。しかし、原発事故も経済優先型社会の延長線上で起きた人災でした。
砂上の楼閣のような信用経済や、投機的マネーの膨張が、これまで世界を支配してきました。ところが、次第にコントロール能力を失い、素人目に見ても、何時、未曾有の世界恐慌に陥ってもおかしくない所まで来ています。一体この先どんな恐ろしい世界が待っているのでしょうか?

 これまで多くの経済学者が、世界経済の破綻を予言してきましたが、私は不安を感じることはありませんでした。でも、今年は何か落ち着かないものがあります。新春早々、私はとんでもない御挨拶をしているのでしょうか?
しかし、新しい物が生まれる為には、古い物がその役割を終えなければなりません。その摂理を、無秩序と混乱を乗り越えるための過程として、勇気を持って受け止めるしかありません。問題はどんな新しい世界が作られて行くかということです。壊したり否定したりするだけでは何も生まれてこないからです。歴史が証明した、一つだけ確かだと思えることは、経済の発展やグローバル化は、格差社会を産み、人々の健康や、幸福や、平和とは、比例しないということです。

 今年は、主人の提唱する老子の『小国寡民』(注)思想が大きく見直される年ではないでしょうか。何があったとしても、体が元手、健康でなければ乗り越えられません。
どうか、くれぐれもご自愛下さいませ。
そして、本年もよろしく、まほろばをお導き下さいませ。


 



 旧年中は多くのご愛顧承りました事、心より感謝申し上げます。
 昨年は未曽有の大震災や福島原発事故により誰しもの心に深く刻まれる苦難の年でした。世界に目を向けても、自然災害、アラブの春民主化運動、海外経済の減速、円高の定着など、今迄の価値観や人生観の見直しを考えさせられる大きな一年だったように思います。
 
 この世は偶然ではなく必然の連続と考えるならば、昨年の負の出来事から私たちは何を学び、どう舵取りをしなければいけないのか。有史以来、天災や戦などの負の出来事は数多く繰り返されて来ましたが、今回はそのまま見過ごす事は出来ない大きな転換期である事は確だと思います。

利害を超えた中で、何が必要で何が無駄だったのか、永続可能な営みを考えた時、自然を無視した経済優先主義の時代から、私たちは少し不便な暮らしを受け入れる時代へとシフトする勇気も必要ではないでしょうか。
自然を敬い、自然に学び、自然を尊び、自然の中から命を戴き、生かされていることの感謝を忘れず、いろいろな意味での絆をより深めていかなければいけない年のような気がします。

 まほろばに於いても今年は創業28年目を迎え大きな転換期に来ていると感じます。
近年は従業員の出入りも多く、お客様には多々ご迷惑をお掛けしている事と思います。この場をお借りしてお詫び申し上げます。 従業員教育、組織としての在り方を今一度見直し、一人一人の人間性や感性を磨き、まほろばの理想と、現実が一致するように、まほろばらしさをお伝えできる従業員、感動を与えられる従業員に、私も含めて初心に戻り努力したいと思いますので、本年も旧年に倍してご支援戴けますようにお願いいたします。

本年が皆様にとって、善き年でありますようお祈りいたします。



つらいことが多いのは 感謝をしないからだ
苦しいことが多いのは 自分に甘えがあるからだ
悲しいことが多いのは 自分のことしか分からないからだ
心配する事が多いのは 今をけんめいに生きていないからだ
行きづまりが多いのは 自分が裸になれないからだ
 

 

 


 新年、明けましておめでとうございます。

 昨年も皆様には心よりのご愛顧を賜りまして、誠にありがとうございました。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
  大きな災いと変化があった2011年。震災で尊い命をなくされた方々や九死に一生を得た方々。大切なご家族を亡くされ、さらに原発事故で故郷を追われ、仕事を失った方々…。はたして自分には何ができるのだろう…。何もできないまま終えた昨年でした。
そんな2012年初頭、今年のあいさつは、何を書いてよいものやら…と、途方に暮れつつ、しばし黙想してみました…。 以下、筆の走るまま綴らせていただきます。

「みんな忙しくて、本質を見失っていただけだ。
 本当のこと、一番大切なことを。
 ほんとうは、誰も皆、そのことを知っている。魂の奥で。
 ただ、周りの空気に、時代に、誰かのこしらえた仕掛けの中 で、見えなくさせられていただけなんだ。

 一番大切なことは、愛おしむこと。いのちを。
 いのちとは、目の前のあなた、そして私、私を取り巻くあら ゆるもの。 風も空も海も森も、畑の中のミミズやあらゆる生 き物、車やイスやパソコンや家もみんな生きている。
 地球も月も太陽も、宇宙という大きないのちを生きている。

 これからは、いのちを大切にする生き方を目指そう。
 どこかの誰かがつくった、見せかけの○○○ドリームなんか ではなく、魂がこの肉体を選んで宿ったときの、ほんとうの 、ほんまもんの目的を思い出して、その夢を実現するよう力 強く生きよう。
 誰も皆、その唯一の夢を抱いて生まれてきているんだ。
 いつからだって、遅くなんかない。

 過去も未来も、すべてのトキは、今、この瞬間にあるって、 大昔の人は知っていた。
 時間という、人がつくったものに絡めとられてはいけない。
 大いなる"とき"の中で、君の抱えてきた、魂の目的を果たす のは、今…」

 …つれづれなるままに書いてしまいました。
いのちを大切にする生き方とは、自分も含めたあらゆるものを愛おしく思う気持ち、それを大切にするということ。
偶然、街で目に留まったポスター。
2012年3月10日に被災地で2万発の花火を打ち上げる、
『天国にぶっ放せ』のキャッチコピーには、こう書かれていました。

「忘れちゃいけないのは、心から感謝すべき日だった3月10日。
本当に忘れていけないのは、3月10日の他愛のない会話。
・・・私の一番の後悔は、「今日もあなたを愛してる」それを伝えなかったこと・・・。」

 降る雪さえ愛でた古人のように、まずは目の前の小さな事からはじめてみようと思います。この肉体を去るその時に後悔ひとつ残さぬ様に、忙しさの中で見失うことなく、今を大切に生きられますように…。 今年も一年、皆様のいのちの力を高めるお手伝いができますよう、励んでまいりたいと思います。

 皆様のお幸せと、東北の、日本の、地球の進化と目覚めを、そして、人類の真の復興を、心よりお祈り申し上げます。

 

 
   
 昨年は、私たち日本人にとって、大きな試練の年となりました。多くの人が、命を失い、悲しみ、苦しみました。一方で、改めて、人と人とのつながり、絆の大切さを、痛感した年でもありました。

今年は辰年ですが、干支は辰というのは正しくないそうです。

 「干支(えと)」とは正確には「十干(じっかん)」と「十二支(じゅうにし)」の組み合わせです。60種類あって、干支が一回りして、同じ干支が巡ってくると、「還暦」です。ちなみに私は今年、年男です。

 今年の場合は十干は、「壬(みずのえ)十二支は、「辰」なので、干支は、「壬辰(みずのえのたつ)」となります。
「壬」は、十干の9番目「水の兄(え)」、陰陽五行で、「水」性の陽に当ります。海洋や、大河の水を象徴するそうです。「壬」の字は、「妊」の意味で、草木の内部に、新しい種子が生まれた状態を表しているそうです。「辰」は、十二支の5番目、陰陽五行で、「土」の性の陽に当ります。「辰」の字は、「振るう」の意味で、陽気が動き、伸長する状態を表しているそうです。

 種子を大切に育み、来るべき日のための、準備期間の年でもあり、そのためには、耐え忍ばなくてはならない事も、たくさんあるかもしれません。
今の時代は、様々な情報が溢れている世界でもあり、インターネットで簡単に、自分の知りたい情報を、手にする事ができる時代でもあります。最終的には、自分自身の力で、その中から、確かなもの、信じられるものを、つかんでいく事が、大切だと思います。
けれども、人生深く生きようと思えば、心の栄養である、読書は、欠かせない事ではないかとも思います。インターネットは、あくまでも、補助的な役割として、使うべきではないかとも思います。

 今年は、今まで以上に、読書にも力をいれ、その学びを、実践していきたいと考えております。
最近、1冊の本との出合いがありました。森信三著の修身教授録です。学校の先生になるための心を、講義した内容ですが、教育界の方だけでなく、様々な職業の方々、青年学徒にも、一読の価値があるのではないかと思います。

 その中で、「誠」についての項目があります。
「真の誠はなによりもまず、己のつとめに打ち込むところから始まるといってよいでしょう。すなわち、誠に至る出発点は何よりもまず、自分の仕事に打ち込むということでしょう。総じて自己のつとめに対して、自己の一切を傾け尽くしてこれに当る。即ち、もうこれ以上は尽くしようがないというところを、なおもそこに不足を覚えて、さらに一段と自己を投げ出していく。これが真の誠への歩みというものでしょう。」 
これを読むと、自分はまだまだ勉強不足で、至らないことが多いと、つくづく感じます。
この雪深い北の大地で、木々たちは、今にも折れそうな枝に、たくさんの雪をのせ、遅い春の訪れを待っているように感じます。その、ただひたすら、耐え忍ぶ姿に勇気づけられもします。今はしっかりと、足場を固める時期ではないかと、じっくりと慎重に進めていき、ひたすらひたむきに、一つの事に命を懸けることによって、新しく芽生えた命が成長し、花となり、実となって結び、晩年へとゆっくり歩み出して行くのではないかと思います。

 まほろば厚別店の、店長という責任ある仕事をまかされて、これほど幸運な事はないと思っております。自己を磨き、自分を鍛えるのに適した所は、ここ以外に考えられません。人生、二度なしです。
今日も生かされている事に感謝して、新年のあいさつとさせていただきます。
笑門来福。ありがとうございました。
 
 

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