●ナーダ・ブラフマー
30日、「ガイヤ・シンフォニー6番」の試写会が、
雪舞う札幌で開かれた。
見応えのある内容は、
テーマの「宇宙は音」
にあった故かもしれない。
ことに、若き日に心ときめかせた
ラヴィ・シャンカールの
声・顔・演奏の映像に接したことは、
昔の恋人にも会ったように懐かしかった。
17歳で買った彼と
巨匠メニューヒンの共演
「West Meets East」のレコードを
今も時々かけている。
15年以上前になるだろうか。
知人から「ナーダ・ブラフマー」なるテープを戴いた。
チベタン・ベルとシンキング・ボールの響きと間の
東洋的瞑想の淵に、
魅惑され、
私の三大秘蔵コレクションに入ったほどだった。
「初めに、言葉ありき」
いな、
「初めに、音あり」
そして、
「そこから、生命が生まれた」
というナレーションの
一言が
心に届いた。
コメント
3大コレクションを聴いてみたいですね。
今回のは、私も観たいと思っています。
音あり、なんでしょうね。
音と香りと光と。
Posted by: はるもにうむ | 2006年12月04日 16:23
コメントありがとうございます。
三大コレクションの一つが今日アップした「折々の書」の中の「幽蘭」という孔子が作曲した古曲です。
http://www.mahoroba-jp.net/about_mahoroba/tayori/oriorino/oriorino1.html
これは、孔孟というより老荘に近い無為自然を現した曲で、古今に絶無でしょうね。
もし、お聞きになりたかったらダビングして差し上げます。
まほろばでは、香りも作っておりますので、追々紹介して参ります。
よろしくお願い申し上げます。
Posted by: ねぼけ | 2006年12月04日 17:52
ブログ開設おめでと〜ございます(^^/^~。・〜
『ガイアシンフォニー6』私も行ってきました
や〜素晴らしかったです。魂の栄養(?)を沢山いただいてきました
ラヴィ・シャンカールさんとってもステキ〜♪とても80近い方とは思えません
その境地に至られるまでには色々なご苦労があったんですね
シャンカールさんの自伝的なお話にふれて、なぜか『光の道』という言葉が思い浮かびました
他の出演者の皆さんもとても素晴らしかったです(書ききれません^^;)
「まほろば」の社長はじめスタッフの皆さまにはいつも大変お世話になっております。この日本の、わたしの住んでいる(笑)札幌の地に「まほろば」さんみたいなお店があってよかった〜(他の地域の皆さんごめんなさい)
社長の話しだけでもガイアシンフォニーみたいな映画2〜3本作れちゃいそうですよね(^^
Posted by: 音香(Rinka) | 2006年12月04日 21:15
待ってましたよ、社長ブログ♪
ガイアシンフォニー第6番には奈良裕之さんが出演しているとか。
地元釧路での公開を待ってます。
「宇宙は音」ですか。
日が立つと書いて音ですから、宇宙の中心は太陽なのでしょうね。
Posted by: あまむ | 2006年12月04日 23:53
音香さん、ありがとうございます。
ラヴィ・シャンカールは、一途に今の道をスーと来られたのかと思っていました。しかし、色々紆余曲折を歩んで来られて大成されたんですね。青年時、演劇とか他の芸術にも興味があって、殊に女の子に夢中になっていたというくだりは、大変面白かった。そんな色恋も彼の音楽の滋養になっている。あのノラ・ジョーンズも彼の子供だったこと知ってましたか。アメリカにも奥さんがいる。家族もワールドなんですよ。
楽譜を見ないで、口伝で相伝している授業風景が印象的だった。あの辺りに、インドの天才を生む秘密が隠されている。目で見ないで、心に刻んでいく。日本音楽の伝承もそうだったんですが、楽譜が前に出るようになった。そこで創造性、あるいは心から演奏することが失われたと思います。先ずは、暗譜して、何度も何度も繰り返し自分の心から歌えるように練習することが上達の一番のコツでしょうね。
Posted by: ねぼけ | 2006年12月05日 05:43
あまむさん、何時もありがとうございます。
奈良さんが、釧路で上映するよう働きかける、とおっしゃっていましたよ。4月以降の全国封切だそうです。
釧路は祖父祖母が内地から移住して出合った地で、因縁の深い街です。鳥取町は祖母達が鳥取から移住したから付いたそうです。札幌と同じ北緯43度で、これも意味の深い意図が隠されています。何時か発表しようと思います。お楽しみに。
成る程、太陽ですか。人の太陽は松果体にあるそうで、古来多くの賢人が伝えていますね。セレトニンなどの快感物質を放出する処で、そこに集中することで、別次元の太陽を観ることが出来そうですね。空海も明けの明星として拝みました。
来札の際には、是非お立ち寄り下さい。
Posted by: ねぼけ | 2006年12月05日 06:01