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2006年12月12日

●少しずつ、少しずつ

行列がレジに出来る、何列も。
既に、殺気立っている気配。
山盛りの買い物籠が、二つ三つ。
一人あたり時間がかかる。
売り出し 人ごみ.jpg


一方、エリクサー給水場にも長蛇の列。
一人あたり相当量汲まれる。
それを、みなさん良く耐えて待たれる。
毎朝、開店とともに給水所目がけて一直線。

売り出し日、店長も染ちゃんも
夜になっても、まだ昼ごはんにありつけない。
皆、もう朝から戦闘状態。
骨休みの時がない、場所がない。
立っちぱなし。走りっぱなし。
必死の対応。
棚は欠品、欠品。
いくら品出しても、追いつかない。
売り出し 人ごみ2.jpg


食事処「ソフテリア」。
今日から新メニュー。
「勝手に豚汁」
セルフサービスで、でっかい鍋を、
どどんと用意。
厨房は、パン焼きに、惣菜に、
食事にと、これも
話す暇とてない。

こんな状態を
三日間、毎月、22年も続けて来た。

少し少しの積み重ね。
一遍に大きくなったためしはない。
毎日毎日少しずつ少しずつの歩み。
売り上げも、お客様も、
少しずつ、少しずつ、増えて行った。
ただ退くこと、減ることはなかった。
今日も、目に見えないが、
少しずつ、少しずつ。

コメント

いいお話をありがとうございます。目に見えない物が少しずつ少しずつ積み重なっていく様が手に取るように伝わってきます。私の心にも積み重なります。勉強になりました。

夢野さんへ
薄紙を剥すようにではなく、薄紙を重ねるようにですね。でも、自然のダイナミズムは嵐や吹雪もあります。時に、一気に階段を駆け抜ける必要もあるでしょう。あるいは、踊り場でもたもたする時もあるでしょう。でも、それぞれに、それぞれの時の積み重なり方があってよいのでしょう。まほろばは、ただ不器用なんです。

本当にこんなにも良心的なお店が京都にもあったらなあとため息をついてしまいます。
北海道の人がうらやましいです。でも、考えてみれば、宅配があるから、うちにも届けて頂けるのでした。宅配の方有難うございます。

お店では、混んでても文句を言わないお客様がいらっしゃるのは素晴らしい地域ですね。

そして「まほろば」のスタッフの皆さんいつも有難うございます。感謝デーってこんなに大変なんて知らなくて、配送料を考えるとつい電話をしてしまっていましたごめんなさい。でも、これからもよろしくお願いしますね。

何時もご注文ありがとうございます。
到らないことばかりで申し訳ございません。
これに懲りませず、これよりもよろしくご愛顧のほどをお願い申し上げます。
年末の商品、万全を尽くしてお送りさせて頂きます。
ありがとうございます。
良き年をお迎え下さいませ。

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