まほろばblog

東京は歌舞伎座の隣のビルに移転したテクノAO、
そのアジア支局長の増川いづみさんを
家内と共に訪問した。

毎日、国内外の来客が引きも切らずにある中、
半日を費やして付き合って下さった。

彼女とは、マヤ暦で、
自分を映す鏡の関係。
そういわれると、実によく似ていることに驚かされる。
水から始まって、古代史、食、文芸、芸能、
そして骨董、音楽・・・・
合わせ鏡のように趣味が同じだ。

その社長室の蔵書の半分は英語でパス。
その内容も多種多様だが、
興味の方向性は、自分を見るようだ。

ただ違うのは、彼女はインテリで才媛である事。
そのスケールと深さは遠く及ぶものではない。
ミシガン大学で、栄養学と工学の博士号を取得。

世界を舞台に飛び回り、
フランス、ロシアなどの科学アカデミーとの
コネクションのパイプも太い。

今、電磁波理論においては、
国内で彼女の右に出る人はいまい。

それと、水の世界においても、
波動測定器で紹介されている
リー・ローレンゼン博士とウィリアム・スミス博士とは、
同じ研究所で机を並べていた同志で、
その内外の情報には、すこぶる詳しい。
「磁気共鳴波動水」では、日本での権威である。

実は、この水の研究成果が、
テクノAOの電磁波グッズに応用され、
フランスの国家で臨床され推奨されるほどの
公認のものだったのだ。
この手のグッズは、甚だ怪しいものが多い。
おそらく国挙げてまでの信頼性に足るものは、
前代未聞の事ではなかろうか。

そもそもの出会いは、
ECO雑誌に増川さんの文章が載っていて、
それに共鳴したからだ。
もう十年も前のことだ。

それは当時、流行していた
波動測定器の危険性を危惧し、指摘したもので、
アメリカ在住時から、そのメカニズムの
不確定性を知り尽くし、
そこに到るまでの経緯も熟知しておられた。

このように、科学的にも、感性的にも
両方の面で卓越した識見を持っておられる
とにかく不思議な方である。

その日、たまたま持っていたバレンタイン用
まほろばオリジナルチョコレート「SARAH　サラ」の
見本があって、ひょんな話から鞄から出したのだ。
（来週、BLOGと商品紹介でHPにUP予定）

すると、増川さん、すぐに
「高井君！ちょっと来て、試食して！」と呼びつける。
それは何と、彼は菓子で世界グランプリを取り、
本も出している超一流パテシエなのだ。

その彼を社員に雇って、
新たに食の分野を開くという。
実に面白い人だ。
歌舞伎座の隣なら
きっと一日中立て込むに違いない。
玉三郎も海老蔵も、常連さん請け合いである。

昼、石鍋さんのアリスで馳走を受けた。
そこに飾られている品々はすべて本物。
中国・韓国の古書や画が惜しみなく披瀝されている。
入り口に飾られてある聯の軽妙洒脱な
書き振りには、いたく感心してしまった。
かくの如き達人が、今の中国に居るんだなー、
と驚嘆した。
若し、若ければ師を求めて異地を踏んだであろうに。

それにしても、
食の真を求めんとすれば、
調理の道具立てから、
もてなしのあつらいまで、
気を配る、本物を求める姿勢。

これは何にでも共通することだ。
求真諸道に通じる。

かように、増川さんは世界の食通でもあり、
パリの００星でも、臆せず、
チーフシェフを直に呼びつけて、
ズケズケ文句を言うという。
「ケーキが甘すぎ、あなたの所、時代遅れよ」と。
客人は、恐れをなして何も言えないものだ。
余りにもキッパリ指摘するので、
かえって、店から敬服されるという。

そうしたら、また奥から
笙を持ち出して来られた。
京の雅楽士から譲り受けた江戸期の
古楽器で、鳴らすとその枯れた煤竹の
えもいわれぬ音色に心奪われた。
あの東儀さんとも親交があり、
彼女所有の古い篳篥を求めたというほどだ。

あの「宮下古文書」の全七巻を先日揃えられた。
また古文書や古代史が大好きというだけに、
実に詳しい。
実証のなかなか出来ない史学、
科学者とは別の顔を持っている。

本題から逸れたが、
エリクサー�Vは、
流体力学やボルテックス（渦）理論を取り入れ
一層パワーアップさせたい。
そのためにも、増川さんより学ぶ所、
啓発される所も大である。

さあ、これから、何が飛び出すか、
大いに期待したい。
また期待して頂きたい。

http://www.tecnoao-asia.com/txt_web/japan/01_whats_new/smart_woman.html