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2007年01月22日

●チョコ革命

サラ チョコレート.jpg

既に、街中はバレンタイン商戦たけなわ。
そこに、迎合して参入する気は毛頭ないのだが、
以前から、まほろばの
オリジナルチョコを作って見たかった。
それはもう2,3年にもなる。

そこに昨秋、THDさんからバレンタイン用の
チョコの製造依頼があって、
これは渉りに船とばかりに、
船に乗った訳である。

その間の経緯や思い入れは、
HPの商品紹介に掲載したい。

元々、バレンタインの起源は、異教的な男女求愛の祭典、
古代ローマの「ルペルカリア祭」に行き着くという。

そしてその名の由来は、皇帝クラウデイウス治下の三世紀に生きた若き聖職者バレンタインから。
皇帝は兵員不足解消のため既婚者は徴兵免除という制度の撤廃を目論んだが、バレンタインは従わず若者達の結婚式を強行したため、捕らえられ、死刑の判決を受けた。だが、若者達はバレンタインを支持し、獄中に花束や共感の手紙を送り届けた。このバレンタインの処刑された日が2月14日に当たっていたことから、200年後、ローマ教皇によって聖バレンタインの祝日と認定された。 

 
その後、愛の聖人になるには、14世紀のチョーサの『カンタベリー物語』の「エリザベス朝のイングランドでは、恋に落ちた者は、誰もがその対象に愛の印を贈る事が許される日とされていた」を待たねばならない。

そして、それがチョコレートの形になったのは、「フェニルエチアミンという『愛の分子』・・・・まさに『愛の媚薬』が発見された」との発表に、1890年代、アメリカの菓子職人がこれに目をつけ、
「ハート型の箱に詰めたバレンタインチョコレート」を作り、プレゼントに加わることになった。
【ヨーロッパ祝祭日の謎を解く」より】

聖バレンタイン.jpg


最近、カカオ分が多いハイカカオチョコレートが流行している。
05年のイタリアの研究発表で、50%のハイカカオチョコとカカオのないホワイトチョコを食べる群の比較をすると、「ハイカカオ群でインスリン感受性が改善された」とあり、このことは、「この数値が改善すると、脂肪細胞に脂肪を貯めにくい体になる。またカカオには、脂肪燃焼を促す成分であるポリフェノールが含まれる。カカオの苦味成分、テオプロミンが血流を促し、代謝が活発になる」との指摘もある。

カカオには、ダイエット効果のみならず、欧米の研究で、「糖尿用や心臓病、ピロリ菌、血圧などのリスクを下げる可能性がある」とされている。最近では、「血栓予防に有効である」「紫外線の害を減らす、保湿力を高める」とさえいう。

しかし、乳脂肪や砂糖が多く入るとカロりーも当然高くなり、逆にリスクが高くなり、ダイエット効果など望むべくもない。


それと添加物の害も言わねばならない。
光沢性、流動性、柔軟性、透明感を際立たすための乳化材、コーテング材。
苺(赤)、卵黄(黄)、オレンジ、ホワイト、ブルーベリー(青)、グリーンなどの人工色粉やトッピング材。
他の素材や乳との加合を良くし、増量するためのボデイ材。
などなど、次第に純粋のカカオも添加物の塊になってゆく。
それと大手企業経営の農薬まみれのカカオも気になる。

カカオ木.jpg


上記のロマンスの行方や相手の健康を望むなら、
賢明な方の判断は如何なるものを選択をされるか・・・・・・

明日、2000年を越える恋の結末を
かたどった革命のチョコをご紹介したい。

(SARAHサラの紹介記事と注文申し込み)
http://mahoroba-jp.net/catalog/

コメント

一瞬、ニシンの乾物かと思いました^^;。社長のことですから思いっきりこだわっているのでしょうね。相手のいない私は自分にプレゼントすることにしま〜〜〜す。<<

お世話になっております。
この度は、本当に苦労の末の完成、
感慨深いです。
このチョコでたくさんの女性の恋が成就すると
スバラシイですね!
受け取る側のウツワもいりそうですが・・・
しかしこのチョコ、本当に美味しいです!
わ〜っと大々的に宣伝したら
爆発しそうですが…
地味に、地道に・・・デスネ。

すごーく楽しみに待っています。
彼氏の為のチョコより自分を労わり癒してあげるチョコが欲しいです。
バレンタインが待ちどおしいです。

THDさんには、大変お世話になりました。最初いとも簡単に0-1テストで出来たレシピに結局戻った事になります。原材料が途中調達出来ず、最初の印象と違うため、何度もTHDさんから ?が来て、そのキャッチボールのお陰で最初より味わいの深いチョコに仕立て上げられました。ありがとうございます。ことに世界のチョコに精通されている「お菓子の女王様」近藤陽子さんにはよろしくお伝え下さい。彼女のお墨付きが戴ければ、絶対の自信ですね(笑)。
これで、安心して世に送り出すことが出来ます。ありがとうございました。

2000年を越える恋の結末ね〜・・・。
社長は従業員一同様に、“愛の印”を、プレゼントしなくちゃいけませんね〜。
ついでに、私ももらってあげますけど???(笑)

チョコレート・SARAHを頂きました。もともと期待してはいたものの、ただの味の良さや心地よさを超越した深遠さに衝撃を受けました。口に入れた瞬間、何かしらのメロディーを奏でられている!という実感が起こったのです。いくつもの味わいが、調和を保って変幻しつつ響きあっているようなイメージです。
一人静かな環境で目を閉じて味わってみるとこんな感覚に浸りました。
真実の食べ物はこんなにも心に迫るものなんですね。

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