●「ピン・コロ党」立ち上げ?!
今日は『200歳まで生きる会』の立ち上げの日。
副会長の首藤さんから、何度かお誘いがあった。
なんでも、江戸中期の因幡の百姓夫婦何某が200歳を越していたとか。
それに、あやかろうという会で、
私は、とてもとてもそこまで生きられそうにないから、
体よくお断りした。
以前にも、トータルさんの近藤社長が
『ピンピンコロリの会』を立ち上げて、125歳の天寿を全うしよう、
と意気込んでいらした。
みな、スゴイ元気!はつらつ0000である。
日本人の平均寿命も約82歳と、何時の間にか、
ビックリするような数字に跳ね上がっていた。
特に戦前生まれの方が元気である。
子供の頃、50代60代と聞けば、
随分年寄りに思っていたが、
その歳に自分が到っても、
周りはピンピンである。
しかし、自分を振り返ると、驚くほどの
幼稚さとアホさ加減に、
ほとほとあきれて、
何時になったら大人になるのだろうと思っている。
この自分評価は、家内も同意見で、
何時も言われている。
30代、40代、50代・・・・・・・・
何時まで経っても、
未熟を引きずっているので、
これは今生、どうしようもないな、
と半ば諦めている。
兼好法師の『徒然草』に、
「命長ければ辱多し。
長くとも、. 四十に足らぬ程にて死なむこそめやすかるべけれ。
その程過ぎぬれば、かたちをはづる心もなく、・・・・・・」
と、ある。
昔は寿命が短いとはいえ、
死期は40前後が適正と言った。
芭蕉翁が五十一歳、漱石が四十幾つで世を離れたと聞くと、恐ろしい。
古人の人間の完成度、品格度がこうも違うものかと。
精神の老成は、肉体の老衰を招くのだろうか。
そうだとすれば、現代の長生は、心の未成熟を意味するのかもしれない。
「死生天にあり、寿殃窮通は命なり」というから、
本来寿命は、人間のあずかり知らぬ処で
どうにかなるものでもない。
私は、生来天邪鬼だから、
人と逆をしたがる。
初老あたりで、サッサと仕事を切り上げて、
サッサとあの世に移りたい方だ。
定年あたりで、昨日ピンピンしていて、
今日はコロリと逝ってしまう。
『ピンコロ党』の旗揚げかな。
今、日本は老人医療費や介護で財政をどう工面するのだろう。
これからの若者の負担は計り知れない。
赤字国家日本の、既に「死に体」での再建の見通しが立たない。
長生きして、周りに迷惑をかけるより、
潔くこの世に別れを告げたい方だ。
しかし、40歳説を唱えたあの兼好自身が、
67歳まで、30年も生き延びたのだから、
案外私も、周囲に嫌われながら
生き延びてしまうかもしれない。
晩年は兼好も、
「命あるうちは生を楽しめ」というように心変わりしてしまった。
その後、自由人として生きたというが、
私も、その頃、
いやいや『250歳まで生きるぞーー!会』を
立ち上げて、粋がっているかもしれない。
周りは、ハナハダ傍迷惑だろうな・・・・・・・・・・・・・・・・・
コメント
実年齢より、瞬間瞬間を大切に生きていきたいな。
瞬間に今は過去になり、未来は瞬間に想いを現実化して、過去になる。
瞬間に生きるとは、過去と未来を映す鏡のようなもの。
そんな気がしています。
でも、瞬間瞬間とか言いながら、気がついたら
『老害・口害』の老婆になっていたりして・・・・
先日、自分の年をあらためて考える事があって、ふと、
「これからの人生は、過去にお礼をして生きていこう」
と、思いました。
そう思った時、身も心も軽やかになり、とても平和な気持ちになりました。
Posted by: まりこ | 2007年03月21日 20:19
まりこさんのコメントに同感です。
特に「これからの人生は、過去にお礼をして生きていこう」本当にそうですね。
そして、私はそれプラス過去に捉われない自分を入れたいと思います。
過去を良くも悪くもさらりと捨てて前に向かって生きて行けたら最高です。
理想ですが・・・。
Posted by: 千枝子 | 2007年03月21日 21:03
まりこさんのコメントに賛成です。
瞬間瞬間を大切に真剣に生きていればいつ死んでもいいし、どんな死に方をするかは、今をいかに生きるかの延長線上にあるようなきがします。また、
「朝に道を聴かば夕べに死すとも可なり」
と言うこともあります。
この言葉の私なりの解釈は、
<自分の生まれて来た意味と役割を悟り、それを果たした時には何時死んでも本望だ>
なのですが、勉強不足の私は解釈が間違っているかもしれないけれど、そのような心境です。
こんなこと書いているの皆女性ばかりですね。
でも、本当は男の人たちも皆、同じ事を考えていて、気心の知れた人たちと、仲良く飲んでコミュニケーションしたいと言うのが本音じゃないでしょうか?
“男の美学”みたいな集うための気の利いた理由がいるのだと思います(首藤さん、近藤社長、ごめんなさい)
ところで私は偶然にも、24日から26日にかけて、日本抗加齢(アンチエイジング)医学会主催のシンポジウムに東京に出かけてきます。コレって何かシンクロしていません?
なんにでもシンクロと言う言葉を使って、必然性をこじつけるのは好きではありませんが、これもこじつけかも・・・・・
Posted by: 宮下洋子 | 2007年03月22日 09:31
女性のみなさんが瞬間に生きることに意義を見つけ出していることは素晴らしいことですね。人生は一瞬一瞬の積み重ねだと私も同感です。「200歳まで生きよう会」はアンチエイジングの会と全く同じで人生を長く生きさらに勉強を重ね世の中の役に立とう、という趣旨のもとに作られたものです。でも、200歳までになったときこの人の達成感はなんでしょう。意外と自宅の2階へ上る階段を上りきったときに達成感を味わうことになるのかもしれませんね。肉体と魂のかかわりがこのように並行的にいくのか、あるいは右肩上がりと右肩下がりの線が交差するように肉体は右肩下がりですが魂が右肩上がりになるのでしょうか。ここに一つの検証があります。時間が速くなると波動は遅くなる、そして、波動が速くなると時間は遅くなる、ということがあります。つまり、ディアナサンダイアモンドの114面体アステカやアマテラス、菊、モナリザ、のネックレスをつけて波動を速くするとその人の時間が遅くなって、老化しにくくなります。宮下洋子さん、一度ディアナサンダイアモンドのネックレスをつけてみてはいかがでしょうか。それと、私の数学で作ったシルクのスカーフはノンストレススカーフでこれをつけているとすごくスリムになります。私もこれで痩せました!去年の10月に86kgでしたが3月の今日では77kgまで減量しました。一度試してみてはいかがでしょうか。若返りますよ!
Posted by: 首藤尚丈 | 2007年03月28日 08:52