●ゆき天使
北の空に
ゆき天使が舞う
夜のしじまに
雪てんし・・・・
しんしんと
しんしん
さわさわ
さわさわと
水の精霊が
姿を変えて
心のひだに降り積む
真白き地平と空に境なく
こことあそこも一面に塗られ
物みな、外を閉ざされ
人みな、内にまなこを向け
ここは壺中天
天地の中に、さらに天あり
我、こもりてそれを楽しむ
げに、白き雪
汝はまさに天の使い
雪天使
(MICHAEL KENNA「HOKKAIDO」マイケル・ケンナ写真集 出版協同社)
http://item.excite.co.jp/detail/ASIN_4879700533
先日道新にマイケル・ケンナ氏の「HOKKAIDO」の写真集が紹介された。
それは冬の北海道の雪景色のみを写したモノクロ。
墨画のように、雪で余計なものが全て消え、
物そのものが、直截に映し出されている。
この時、雪の徳というものを思った。
北国の者にとって苦労の種、厄介な代物の雪は、
実は、穢れた心を清める天の賜物だった。
雪国で生を営む我らは、業が深いのかもしれない。
しかし、真白き雪を見ると
自分が透明になり、
心が自然に溶けてしまう。
天が放つ清浄光、
まさに雪は
心の天使。
3月初め、幹線道路は完全に溶けて乾いた。
例年なら、4月の入学時、
雪解けの泥んこ道を
よけながら歩く。
それが今年は、1ヶ月以上も早く道路が顔を出した。
130年ぶりという。
異常だ。
しかし、この2,3日の大荒れで、冬に逆戻り。
日本中に猛威の大嵐が吹いている。
そして、結局のところ、
半分の積雪量が、何時しか
例年以上の記録となった。
雪の少ない歳は、必ず3月にドカ雪が降って
最後は帳尻を合わせる。
しかし、誰が逆転の結末を予測しただろう。
誰か、己の不遇を嘆いてはいまいか。
誰か、家の不幸を悲しんではいまいか。
分からない。
解らない。
実のところ、誰にも判らない。
不遇は何時までも不遇なんて、無いことを。
不幸は何時までも続く訳が、無いことを。
いつも、自然は、人生は、
予測を外して、幸いに向かっている・・・・・・・
コメント
有機体。
一つである生命活動なのかもしれませんね。
変化。
動いているのは私たち自身の方なのでしょうね。
その時々の立場から
その心模様を
私たちは「不幸」とか「幸福」と名付けるのでしょうね。
P.S
メールが遅くなりまして済みません。
当初予定しておりました物は出来上がっているのですが、
翌日読み返してみますと
既に古くなっている次第です。
道元さんは
「法もし身心に充足すれば、ひとかたはたらずとおぼゆるなり」
と言いましたが、
まさにその通りですね。
まほろばエリクサープロジェクト、
恐るべしです。
Posted by: 夢野遊人 | 2007年03月15日 22:47
夢の遊人さま
「法もし身心に充足すれば、ひとかたはたらずとおぼゆるなり」
質問です。お恥ずかしいのですが、意味がよく分かりません。良かったら簡単にで結構ですので、教えて戴けませんでしょうか?
Posted by: 通りがかり人 | 2007年03月16日 07:30
「七五三塩」を、色々な食材に試してみました。
天ぷらにつけて食べると美味しいのは誰でも知っていますよね。
私はマグロの刺身に生ワサビと「七五三塩」を少量のせて食べてみたところ、
その美味しさにビックリしました!!
私は今ではお刺身は何時もこの食べ方で大満足しています。
あなたも是非試してみてください。
Posted by: 小森英司 | 2007年03月17日 14:23
「七五三塩」の製造由来を知るにつけ、こんなスゴイ塩を口に出来る人は世界広しといえども、このまほろばで出会った数少ない人しかいない、と考えただけでも、何時も胸がワクワクしています。
Posted by: 小森英司 | 2007年03月17日 14:27
次に、「七五三塩」を『焼き鳥』に調理してみました。
私は、今までは、いわゆる市販の『塩・胡椒』をふりかけて焼いていたのですが、それを止めて、純粋な胡椒と「七五三塩」をふりかけ、少し焼けた処で、日本酒をふりかけて焼いてみた処、内の家内に大絶賛されました。
お試しあれ!!
Posted by: 小森英司 | 2007年03月17日 14:32
「七五三塩」の利用方法は多種にわたるということです。
● 天ぷら
● 刺身類
● 焼き鳥
● パンに少々ふりかける
● 生のトマト・レタス類に少量ふりかける
など・・・・・・・・・・。
まだまだ秘密の利用法があると思います。
是非色々試してみてください。
Posted by: 小森英司 4 | 2007年03月17日 14:36
居酒屋等のお店を出されている方には、
客寄せに絶大の効果ありと思っています。
是非、取り寄せて、
試してみて下さいネ〜!!
Posted by: 小森英司 5 | 2007年03月17日 14:39
今朝、京都でも雪が舞いました。
この所、京都にとってはとても春とは思えず冬が逆戻りしたような日が続いています。
まるで暖冬の帳尻を合わせるかのようです。
奈良のお水取りが終わると暖かくなるといいますが、今年は本当に逆です。
でも寒くなってやっとほっとしたという感じが実際にはしています。
2月には寒さを感じなかったせいでしょうか。
本当に自然はきっとこれで本当の春に向かうことができるのでしょう。
Posted by: 千枝子 | 2007年03月18日 18:29