●塩時鮭
今日から6月の「ありがとうの日」。
目玉はたくさんあって書き切れません。
その中で、特にお勧めは、「塩時鮭」。
1尾、何と¥1,380!!
札幌では今「YOSAKOIソーラン祭り」が開催中、「札幌まつり」もすぐです。
この季節に、市民がすぐ思い起こすのが「時鮭」。
では、聞き覚えのない「時鮭」とは何かを、ご説明しますね。
● 「時鮭」とは秋鮭と同じ白鮭です。
通常であれば産卵のために秋に帰ってくるはずの鮭が、
何故か時期はずれの5月〜7月位に獲れます。
北海道太平洋沿岸の日高や根室の沖、羅臼の前浜定置網、
南千島(国後島、択捉島)、サハリン沖などで回遊してしまった鮭です。
襟裳岬から東にかけての海域を操業する船を以西船と呼びます。
● そのため『時不知(トキシラズ)』とも言われています。
最近では省略されて単に”時鮭”と呼ばれます。
本州には全くと言っていいほど流通することが少ないのです。
● TVなどで有名になった鮭児(けいじ)。
実は、その鮭児と時鮭は、同じロシア北部のアムール川あたりから下りて来て
まだ成長途上の状態で獲れる鮭のことだったのです。
(鮭児は、「幻の鮭」と言われるほど少なく、10月〜11月位に
秋鮭の中に数千本に一本の割合しかなく、オホーツク沖で水揚げされます。)
● 産卵時期ではない若い鮭なので卵巣・精巣がまだ成熟していません。
ウロコの色もとても綺麗で、身に十分な栄養が行き届くために、
脂の乗りと身の締まりが抜群です。
包丁を入れると粘り付くくらいです。
鮭のハラス(内臓を囲む腹側の身)を焼いて、皮ごと食べるとたまりません。
● その時鮭を大型母船で沖流し網で漁獲したものを、
(沖獲りが脂乗りが良い)船上で内臓処理したセミにして帰港した後、
浜で塩漬けして締めます。ですから新鮮なのです。
● 生の時鮭は、「鮭児」のように刺身、寿司にも出来て、
まぐろのトロを食べているようです。
ルイベ(アイヌ語で凍らせたお刺身の事)にしても最高に美味です。
焼いて食べるのはもちろんの事、フライやムニエルにしても素晴らしい。
限定100本、今日中になくなりそうです。
「生時鮭」も毎朝、入荷しています。
全国送りもしております。
では、早めにお店にお起し下さい。
10日の日曜日までです。
コメント
若い鮭なので卵巣・精巣がまだ成熟していません。ウロコの色もとても綺麗で、身に十分な栄養が行き届くために、脂の乗りと身の締まりが抜群です。
・・・すばらしい味わいなのでしょうね。残念、買いそびれました。
大人のおっさんが、少女にときめく感じ・・・とでも申し上げたら、
@話の品性がなくなるじゃないか
Aそれよ、それ〜
ウルトラマン28号はどっちを選ぶの?
Posted by: 汎人 | 2007年06月18日 15:38
ウルトラマン28号は知らないけど
鉄人28号なら間違いなくAだよ。
ほぇ〜
Posted by: 浦島太郎 | 2007年06月18日 15:55