まほろばblog

メープル・シロップ(maple syrup) は、北海道の「白樺の樹液」のように、
カナダの国樹・カエデから樹液を採って濃縮した
伝統的（ネイテイブアメリカンなど）な天然由来の甘味料です。
水の沸点以下で固体になるまで濃縮されたものはメープルシュガー (maple sugar) 。
水の沸点以上で濃縮されたものは、メープルバター (maple butter) と言います。

何と言っても、一番馴染みのあるものが、
子供の頃を思い出す
ホットケーキにかけた液糖ですね。

他の砂糖に比して、カロリーが低く、K・Caのミネラルが高い。
まほろばの「ひふみ糖」にも、メープル粉シュガーが使われています。

札幌在住のギャニオン・マーク＆和香ご夫妻。
出身のカナダ・ケベック州の楓・メープルシロップの
販売卸専門店を開いています。
北海道発信の初のお店。

マークさんが5歳の頃、
「僕は、日本人（東洋人）の女性と結婚する！！」
と何時も、言っていたとか。
これは、スゴイことですね。

マークさんには縁生と言うものを感じます。
その人懐っこさは、何とも言えず、
本当に心根が優しく、奥様共々「いい人」なんです。
空手を２５年も習っていて、正座も苦にならず、雰囲気が日本人。

ニュージーランド出身、札幌在住のグレイクさんと似ている。
特産の「レモンマートル」の専門扱いで、奥さんも日本人。
そして、とても謙虚で昔の日本人の佇まいを彷彿とさせる。

二人とも、非常に似通っているから驚く。
前世、間違いなく日本人だったなーと思うのだ。

http://president.thd-web.jp/e4177.html

（メープルの入った桶を担いだ両天秤と樹に穴を開ける手動ドリル。
下は、その穴に差し込む吹管「シャルモー」木製・金属・骨製などなど。）

こんな人たちと札幌で共に住んで、同じような道を歩むことに嬉しさを感じる。
北海道は、カナダやニュージーランドにとても似ていて、彼らも心底気に入っている。

そして、ギャニオンさんの家紋があることに、再びとビックリ。
これを説明して下さった。

四つの仕切りは、東西南北、春夏秋冬の方向・変化。
斜めにカッテイングするのは、伝統的な間仕切りらしい。
上の鳥はオリーブの葉をついばむ鳩。
それは旧約聖書にあるように、平和を忘れないように。
左が、あやめの花でお母さんのお祖父さんがフランス出身で
そこから来たことを忘れないようにするため。
下の楓の葉は、カナダが受け入れたことを忘れないように。
右の五亡星は、先祖を忘れないようにするために、
刻んでいるのです。
そして、下には「平和、誠実、愛」と書き記されている。

何て素晴らしい紋章、家紋だろうか。
家系を顕すと共に、その心を継承してゆく家々の人々の
豊かな情操に感動する。

そのメープルシロップの名を「NOKOMIS　ノコミス」という。
「北米先住民の中で、
大地の女神を顕す名前。
伝説ではノコミスが楓の
樹液を最初に、
口にしたとされている。」

欧州の女神と北米の女神と日本の女神が
仲良くなって、一緒に
明るく、楽しい、輝く世界を開かれることを
祈りたい。

ギャニオンご夫妻、ありがとう！！

（ライトは収穫期が早く希少価値あり。500ｍｌ￥2.800　　　　　　　
最後に採れるアンバー、色が濃い。500ｍｌ￥2.200
まほろばで取り扱っています。）

（西区二十四軒4-7-5-14　Tel　011-303-5200　　GAGNON　ｋｋ　
喫茶・食事コーナーもあります。ゆったりとお話が出来ますよ。
http://www.gagnon-jp.com/）