まほろばblog

昨晩から雨模様だったのが、
朝にはからりと晴れて
絶好のお買い物日和。

レジ前に居ると、何処からこんなに
人が湧いてくるのだろう、と思えるほど
次から次へと人が入ってきて
込み合う様子は、スゴイの一言。

大売出しの朝一番、車一杯に詰まれた品々が入荷しても、
それを短時間で、てきぱきとさばく皆の力量。
これも、スゴイ！
長年培ってきた力だ。

今日は、ムソーさんの他、五社のメーカーさんが来店。
盛んに声をかけて宣伝してくださっている。

今回の「まほろばたより」は、
A3裏表にびっしり書かれたものが１５枚、
３６ｐの小冊子一冊で、
これだけの量は、新記録かもしれない。

２３周年の目玉は一杯あり過ぎて、語れない。
その中でも、「手塩生紅鮭」が１尾、何と1,680円。

春に北洋で捕れた脂の乗り切った腹出しの紅鮭。
チルドにして輸入されたものを、
一旦解凍して、天然塩ですり込む。、

この新鮮で若い生紅鮭の食べ方は、
脂と塩の馴染み具合が絶妙なのだ。
紅鮭は少し小ぶり気味が、実は旨い。

自宅のすぐ近くに住んでいた仲買の加藤さんとは、
２０年来の付き合い。
もう鮭と向き合って４０年にもなるベテランで、鮭博士だ。
北洋のロシア、カムチャッカ、カナダ、アラスカを
自らの足で見て周り、交渉して来た。
その加藤さんが、１５０本自ら塩きりして下さった。

こんなプロ仲間が私の周りに沢山居て、
まほろばを支えてくれている。
ありがたい事だ。

これも２３年間、毎朝市場に通い続けたことで、
実を結んだのかもしれない。

人との繋がり、
物との関わり、
そんな網の目にくるまれて
まほろばの今がある。

本当に、
「ありがとう！」
と言うより、
他に言葉がない。