まほろばblog

今日から９月の「ありがとうの日」。
「大安売り日」では、何とも味気がないので、
「感謝祭」そして「ありがとうの日」と移り、
最近は、「うれしい日」「楽しい日」とだんだん崩れて来た。
でも、反って親しみが湧くかもしれない。

今日は「楽市楽座」の「楽市」で決める。
ところが、あいにくの台風上陸の悪天候。
しかし、客足は途絶えず、
嬉しい限り、有り難い限り。

今日から全国J-naosの北海道無肥料農園巡りで
十勝・オホーツクの視察旅行に専務（家内）も参加。
朝から羽田空港は欠航で、大方の関東組はダメかと諦めたが、
どういう訳か、この雲行きの中、飛んで無事合流したという。

早朝、魚河岸のマグロせり場に、
何とあの「マンボウ」が上がっているではないか。
セリ人も仲買も小売も皆、ビックリ顔！！
函館の戸井で水揚げされたとか。

以前、宮崎の水産卸市場で見たことがあるが、
南方系の魚が、この北海道で上がるとは。
最近、積丹付近の漁獲される「天然ぶり」がやたら多い。
以前は、出世魚として福来（ふくらぎ・イナダ）が少し上がるぐらいだった。
巨大な天然鯛が松前辺りで昨年獲れたのには、
度肝を抜かしたものだった。

明らかに、異常気象だ。
海水温が上がっているから、魚が迷い込む。
台風も、最近はまともにぶつかる。
以前は、北海道はほとんど逸れたものだった。
また、隣の斉藤りんご園のりんご達が落ちないかと心配する。

雨の中、厚別店に向かう。
リマナチュラルのメイクアドヴァイザーやよいさんが、
東京・千歳便欠航でイヴェント中止になった。

一人、メープルシロップのギャニオンさんが、
片言の日本語で、懸命に説明する。
お客様も一生懸命聴いて理解しようとする。
その光景が何ともほほえましく、和む。
ギャニオンさんは、まほろばは全てに
「エクサイテングで、とっても楽しい！」と言われる。

厚別店が外壁の大改装で、グリーンでまとまり、
とてもシックな感じでステキになった。
駐車場問題も、少し解決して
お客様のご不便を解消しつつある。
本店も同じように、市から駐車スペースを広く借りられ、
両店、今しばし安堵状態。

よく見ると、店の角に柱が再びと立っている。
家相的に角の欠けはは不吉だからと言って、
音更でシイタケ栽培をされている村岡さんが２０年前に、
一位のオンコの樹を送って下さった。
角を付けて、欠けを補填したのだ。
「真秀天地（まほろば）」と「メビウスの環（喫茶店名だった）」と書いて立て付けた。

この霊験（？！）があってか、よくぞ20年間耐えてくれた、
と感謝するばかり。
店内も一段と明るくなり、
前途もまた明るい。

市内を二分して、東西遠く離れているが、
二つにして一つのまほろばである。

ここで、長年にわたり、ご愛顧戴いているお客様には、
ただただ、感謝するばかりです。
ありがとうございます。