●仏陀の想い出
8,9日に「Hanuフラワーデザインスタジオ」さんの10周年の展示会があった。
まほろばでも月一回の教室を開いている。
主催の森直子さんは、多彩な活動の中で、
地域に根差した花との取り組みで、
子供達や障がい者の方々にも、
花の命を吹き込んでいらっしゃる。
花を生けることで、彼らは実にイキイキして来るという。
その日、特別出品で、私がルンビーニーで入手した菩提樹の葉と蓮の花を、
森さんがデザインしフレームに入れて作品となった。
実際、お釈迦様がお生まれになった菩提樹と
麻耶夫人が産後湯浴みされた池の蓮であった。
Memory of Buddha
Leafs and a branch of Linden and lotus memorize.
From 2500 years ago In Lumbini.
Mrs. Maya Devi were beard Buddha,
were bathed in a pond for oneself .
The tree and flowers
never forget a smile of Buddha even now.
仏陀の想い出
このルンビニーの地で
菩提樹の枝葉と蓮は
あの日の事を 今も記憶している。
2500年前にマヤ夫人が、
菩提樹の下で仏陀を生んだ瞬間を、
蓮池から産湯の水を汲んだ光景を、
菩提樹と蓮花は、
今もなお
その時の仏陀の微笑みを忘れずに
ここに在る。
(案内文より)
また、チベットで入手した聖なる実「訶子」を
主に茶道で正月に飾る訶梨勒(かりろく)に模して
現代的にアレンジして身近な物とされた。
現代の「招福・魔除 縁起飾り」のフレームアート
訶子(かし)(訶梨勒(かりろく))の実
「訶子」は、古代から万能薬として
重用されていた南方系の薬用の実です。
国内では、鑑真和上が中国から渡来された際、
海南島から持参した訶子が、正倉院に収められています。
室町時代から、新年や慶事の席の柱に
「訶梨勒」を魔除けとして飾る風習がありましたが、
今日では、訶子も入手困難で、珍しいものとなりました。
これを、現代に復活して、フレームアートとして甦らせました。
これを家に飾ることによって、邪気を払い、
吉祥を呼び込む「聖なる実」として、
家族の皆様をお守りすることでしょう。
(案内文から)