●知音 その2 (寺山先生講演会)
開口一番、「病気は憑霊である」と断言された。
この意外な言葉に、驚いたのは私ばかりではない。
先生の末期ガン克服の中で、
明らかに見出された答えには、その裏づけがあった。
食事法やヨガなどいろいろな事を試み、
それで複合的な相乗効果はあった。
しかし、治癒の決定的な原因は、
臨死体験の夢や
朝日を拝むことによって、その光から
閉ざされたチャクラが開かれ、
収縮したオーラーが放たれた事だった。
そして、取り巻く自然や環境も、
一斉に輝き出したのだ。
そこで、知ったのは「愛」であった。
あれほど憎悪したガンさえも愛するようになられた。
全てと一体になった時から、
見違えるほど、回復が早まった。
それから、
人のオーラーが見えるようになられた。
そして、多くの人に、
さまざまな浮遊霊や自縛霊が憑りついているのが見えるという。
除霊の必要性も説かれる。
今までだったら、この手の胡散臭い話は
どうも苦手で、拒絶して避けて来た。
生理的に気持ちが悪いというか
いわゆる、怪しい感じが嫌なのである。
ところが、その日は違っていた。
寺山先生は、物理学専攻のIT企業の先駆者であり、
およそ、その世界に全くの無縁であった。
目に見えない世界に対して、想像的・観念的でなく、
科学者らしい、実証主義的な眼と姿勢で観察された。
その卓越された意見が、同じ表現でも
新鮮で信憑性に充ちた言葉として
私の心に届いたことが嬉しかった。
イギリスのフィンドホーンとの関わりも奇跡のように、
世界の人々と繋がれたのも、
そこに体験者としての真実が、
言葉の壁を越えて共鳴したのだ。
あの代替医療の世界的権威
アンドルー・ワイル氏の名著
「癒す心、治す力」の中に寺山氏が紹介され、
氏の名は世界中に届いた。
寧日、国内外に飛び回り、
世界の病める人々に、
治る事実と生きる希望の灯を
点じ続けておられる。
(「治る人 治らぬ人 治せる人 治せない人」
初めての題名でのまほろば講演会。
プロジェクターもまほろば用に新しく編集されたもので、感激しました)
講演後、参加者全員が、
先生とのハグを求めて、
涙して別れを惜しんだ。
次なるワークショップでの再会を約束して。
オープンマインド、開かれた心の
全てを受け容れて許される、その温かさに、
何とも言えぬ懐かしさと安らぎを感じたのは、
私ばかりではない。
その後、先生との話は
医学から経営、芸術等々と
尽きぬ話題に、私としては
心の友(年上で失礼ですが)を得た
感激を味わった。
身近に聴いたチェロの音に
かの知音の謂れとなった
伯牙と鐘子期の心の絆を思った。
琴の名手、伯牙は
唯一、名聞き手の鐘子期が夭折した時、
「最早、我が心を解する者なし」と
嘆いて、琴を叩き割り、
生涯二度と琴を弾ずることがなかった。
(「超越意識のためのチェロ瞑想曲」¥2100・まほろば扱い)
先生は、覚醒した後、桜の花弁が「今から落ちるよ」
という声が聴こえるようになられたという。
先生とのミク友の紹介の一文を・・・・・
先生のチェロの一音。
そこに、桜の
潔さ、哀しさ、
たおやかさ、慎ましさ
・・・・・・
全てが、聴こえます。
今生、初めて知音に会みえました。
震える如き魂の邂逅と
いうものが、あったのですね。
shinは
真にして、心。
信にして、神なり。
(shinは寺山心一翁先生のmixi名)
(「ガンが消えた」¥1400 まほろば扱い)
コメント
講演会に行けず生の演奏は聴けませんでしたが、今度、CD買わせて頂きますね。
写真に映し出されたのは、愛のオーラ?ハートの色のようにかんじますが・・・。
Posted by: ゆきこ | 2007年09月24日 13:37
憑依・・・
わるいものが、ついたら憑依
よいものがついたら、何というのだろう
癌もありがたい憑依減現象とすると
わるい憑依現象は、なくなってしまいそう
よい、わるいの判断基準が気になる
流れるのが善で
固まりこびりつくのが悪とすれば
わるい憑依とは
長く居座る憑依ということにしますか・・・
朝日はきのうの
残渣を
明るく処分してくれて
あたらしい流れを起こしてくれる感じがします
Posted by: 音霊字訳師 | 2007年09月24日 18:37
命って何だろう・・・・。
生きているってどうゆうこと・・・・。
こざかしい解説や仮説はいらない・・・・。
仮説は嘘でしかない。
こんな当たり前なことすら私たちは直接に直覚できなくなっている。
否
忘れてしまっている。
あまりにも当たり前すぎることの中に無限の深みと絶対の何かがあるような気がします。
隻手。
p.s.
ご無沙汰しています。
近日中におじゃまさせていただきます。
洋子さんにも宜しくお伝え下さい。
Posted by: 夢野遊人 | 2007年09月24日 23:41
2番目の黄色い写真は、山(?)をご自分で写された時、そのような光が映ったそうです。
生きとし活けるものが、大霊に憑依されていることに気付くことが、全てなのでしょう。
本当は、後の事はどうでも良いことなんです。
Posted by: Anonymous | 2007年09月26日 06:27
癌に質問!
癌よ
お前は、元気が好きなんだね。
だって、
元気な命を食べているもの
でも、
何故元気な命を食べてるの?
お前も元気に生きていたいの?
だったら頭悪すぎよ。
目先の喜びばかりにとらわれて
先をぜんぜん見てない
お前が住んでいる
元気な体が無くなってしまったら
お前も生きては行けないんだよ。
お前は、エゴの塊だ!!!
永続的に続く幸せと
自分の住んでいる所を荒らして
共に苦しみながら
滅亡に向かうのと
どっちを選択するんだい?
なんだか
何処かで聞いた事のある話
太陽系の惑星の話に似ている・・・
Posted by: まりこ | 2007年09月26日 11:29
いい質問だね。
最高にいい質問だね。
こんな表現が出来るんだ!
みんなに聞かせてやりたいな・・・・・
Posted by: Anonymous | 2007年09月26日 16:45
突然の投稿失礼いたします。ジャンドロンのバッハのレコードのことを調べていましたら、ここにたどりつき、読ませて戴きました。すると見覚えのあるお名前が…、まさかと思い確認してみると、やはり先日読了したばかりの「がんが消えた」の著者の寺山さんではないですか。私自身整体師をさせていただいておる関係で、がんの患者さんとの御縁があり、たまたま入手した寺山さんの御本に感銘を受け、患者さんに贈呈したところでした。
寺山さんの講演会の内容も興味深く読ませて戴きました。まほろばの会って福岡にもあるのですか?それと寺山さんのCDを入手したいのですがどうすればよいでしょうか?
Posted by: 吉村恭二 | 2007年11月20日 13:26
不思議なご縁ですね。
寺山先生のCDまほろばで扱っています。
まほろばは札幌だけのお店です。
全国発送しております。
資料沢山ありますので、お送りいたします。
ご住所等、お知らせ下さい。
FAX 011-665-6689です。
Posted by: まほろば | 2007年11月25日 09:35