●中学生の総合学習
今月10日と26日、中学生の「総合的な学習の時間=ACT」の一環として
二校の生徒が、まほろばにやって来た。
札幌市立厚別北中学校からは、
石岡紗弥さん、中岫遥さん、鈴木優美さんが、
「有機農業」について。
札幌市立宮の森中学校からは
永田大智君、萩野泰史君、宮部祐太郎君、齋藤寛樹君、山上貴大君、金井理晃君の六名で、
「地産地消」について。
店内で
総合学習の中で、『環境問題』が取り上げられ、
特に温暖化解決の糸口に「地産地消」や「有機農業」の現場を研修先に決めた、という。
その先見性に、先ずビックリ!!そして、素晴らしい!!
と、若き中学生に拍手を送りたい。
その素直さと反応の早さにも、驚き、
感性の穢れていないことに、本当に安心してしまった。
暗澹たる学校騒動の中で、こういう生徒もいたんだ!!
畠の前で
有機農法と慣行農法。地産地消と遠産遠消。
いずれも環境に負荷をかけずにどうしているか。
農薬・化学肥料の害、輸送による二酸化炭素排出。
温暖化の元を、食の生産現場から見詰めなおす。
そこには、最初彼らが考えていた効率主義や儲け主義はなかった。
大地を這いずり回って働く姿を見た。
自然に優しいということは、
自分に厳しいくないと出来ないことを
学んだろうか。
スローフードや伝統食の復興は、
実は、まほろばが掲げている
「小国寡民」に尽きると思っている。
http://www.mahoroba-jp.net/about_mahoroba/syoukoku_k.html
昔は、大きく成ることがカッコウ良かった。でも、
今は、小さく収まることがカッコウ良い。
何も出来なくても、
「よくはなく、
けっしていからず、
いつも、しずかにわらっている・・・・・・・」
人々には、真理の里が待っている。
そんな、ささやかな夢を持つことこそ、
これからの若人に託したい。
初の大根抜き
終わって記念撮影
畑には、物凄い雪虫が空中を乱舞して、服中についてしまった。
この歳まで、こんな多い雪虫を見たことがない。
山の中だからか、異常気象なのか、分らない。
この季節、どこから生まれ、どこへ去るのか、雪虫よ。
お前が来ると、やがて冬の訪れ。
その白さは、小雪のよう、美雪のよう。
いよいよ、日一日、夜一夜として
農園にも厳しい冬籠りの足音が迫り来た。
雪虫が舞う