●めだかの学校
明見村の勝俣源一さんから、お米が贈られて来た。
それはあの明見湖の近くの田圃で栽培したものだ。
しかし、それは小学校の子供達と一緒に、
丹精込めて育て上げた、めだかと成長したまさに「めだか米」なのだ。
「めだかの学校」といえば、NPO法人で
私と一緒に講演した中村陽子さんが有名であるが、
それ以前から、この田舎で、コツコツとめだかの棲める
安全で安心な米作りを手がけて来られた。
この郷土の歴史地理に詳しい源一さんは、
家業は絹織物を代々続けており、
(ひょっとすると、徐福時代からだと2000年以上だろうか!?)
農業も、子育ても、地域振興も、盛んに活動されている。
かつて、読売新聞にも取り上げられ、
毎年テレビで紹介されている。
自然農法で出来る田圃の中には、
めだかをはじめ、ドジョウや田螺がいっぱい棲んで、
あちこちから鳥や虫たちが寄ってきて
さながら楽園でもある。
富士山に抱かれ、みんな幸せそうだ。
突然、降って湧いて出た故郷で、
こんな尊いことをやっていて下さって
本当に有り難かった。
時と所が離れていても、
同じ志で、同じ生き方を求めていた一族に、
心強い一体感をもてたことに、
今更ながらに感謝したい。
外に放出するほどのお米はないが、
少しなら残量があると言われた。
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