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2007年12月19日

●まほろば手塩紅

sake-1_r2_c2.gif

先日、仕込んだ新作、略して
「まほろば手塩紅」
詳しくは、『まほろばの手塩にかけた紅鮭』

カナダ西岸ジョンソン・ストリート海岸、
フリーザーリバーの紅鮭。
紅鮭の名品中の名品。
脂ののりが良く、品がある。

ワン・フローズンの紅を解凍して、
若々しい生身を仕込む。

紅鮭仕込み1.jpg

その手は、水産仕入れ担当の新人佐藤さん。
しかし、大荷受に25年勤めていたので魚に詳しい。

モンゴルの岩塩のみで塩する。
何億年の悠久な時間がニガリを落としている。
海水塩の原塩はニガリ分が残っていて、
どうしても身にエグミが出てくる。
化学塩の並塩は無論使わず。

鮭のハラスの部分が上に向くように並べて
塩を仕込む、これが「立て塩」の由来。

塩が周り過ぎないように、何時間か放置して、
再度凍結。

紅鮭仕込み2.jpg

昔の塩引きの「山漬け」の対極にある、
この「手塩紅」は薄塩で、甘く、
減塩に気をつけていらっしゃる方には最適。
生の新鮮な美味しさが、食欲を誘う。

新たなるまほろばの鮭の逸品。
『まほろば手塩鮭』を、
ご贈答、正月用に、
如何ですか。

紅塩鮭写真.jpg
2,2kg ¥4,800

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