●まほろば手塩紅
先日、仕込んだ新作、略して
「まほろば手塩紅」
詳しくは、『まほろばの手塩にかけた紅鮭』
カナダ西岸ジョンソン・ストリート海岸、
フリーザーリバーの紅鮭。
紅鮭の名品中の名品。
脂ののりが良く、品がある。
ワン・フローズンの紅を解凍して、
若々しい生身を仕込む。
その手は、水産仕入れ担当の新人佐藤さん。
しかし、大荷受に25年勤めていたので魚に詳しい。
モンゴルの岩塩のみで塩する。
何億年の悠久な時間がニガリを落としている。
海水塩の原塩はニガリ分が残っていて、
どうしても身にエグミが出てくる。
化学塩の並塩は無論使わず。
鮭のハラスの部分が上に向くように並べて
塩を仕込む、これが「立て塩」の由来。
塩が周り過ぎないように、何時間か放置して、
再度凍結。
昔の塩引きの「山漬け」の対極にある、
この「手塩紅」は薄塩で、甘く、
減塩に気をつけていらっしゃる方には最適。
生の新鮮な美味しさが、食欲を誘う。
新たなるまほろばの鮭の逸品。
『まほろば手塩鮭』を、
ご贈答、正月用に、
如何ですか。
2,2kg ¥4,800