●農を変えたい!全国集会in北海道
21日から23日までの3日間、
野幌の酪農学園大学ににおいて
「農を変えたい!全国集会in北海道」が、
興農ファームの本田廣一代表の開催宣言のもとに開かれました。
全国各地より、有機農業の実践者や流通・消費者等800名が
一堂に介しての大集会。
各地における錚々たるメンバーが相集い相論じた
濃密な三日間でした。
一年を経過した超党派で議決された「有機農業推進法」は、
思想信条を越え、政治の壁を突き破っての
唯一の接点・合意でした。
誰もが食の安全・安心そして自立を望まない訳にはいかない
切実な思いは、感動的でもありました。
今後日本農業が、有機50%になる目標に掲げて、
日本中に燎原の火が拡がるように
この運動の輪が広がらんことを望みます。
@ 有機農業を地域に広げよう!
A 日本の農を救おう!
B 食料自給・食料自立と地産地消・身土不二の取り組みを繫げよう!
C 農と自然と食が連携し共生する道を拓こう!
この4つのスローガンを掲げて、全国運動のうねりを上げたいものです。
25年前にこの自然食品店を開いた頃とは隔世の感があります。
農家も消費者も有機農業の名前さえ理解出来ない頃でした。
その間、様々な紆余曲折を経て、最近は餃子事件などで、
日本の食の自立が、一般庶民の間でも意識されるようになりました。
まさに、ピンチがチャンスの時でもあります。
その時を得て、このような全国大会が開かれ、
しかも北海道で行われたことの意義深さを知らねばなりません。
まほろばも、益々使命を自覚して、
農に食に貢献出来ますよう努力して参りたいと思います。
皆様の一層のご協力とご理解を戴き、
共に手を携えて歩めますよう
よろしくお願い申し上げます。
(金沢大地の井村辰二郎代表と共働学舎の宮嶋望代表と)