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2008年03月13日

●ミステリーサークル

ミステリーサークル。
随分、ブームも長かったし、その謎解きにも時間がかかった。
未だに、UFO説、エイリアン説、諸説紛々である。

今日、整体の池谷さんがいらして、
「この間、ビートたけしのTVで、種明かしがあったよ」
と、教えて下さった。

それは、結局、人間業だったのだ。
「えっ!あれが?」
「どうして?」
と、私としても、次々出現する見事な図形の神秘と、その変化と正確性、
複雑な麦茎の組み込みに、とても人の手によるものとは思えなかった。
IT時代にも拘わらず、世間も今までその謎が解けなかった。

しかし、その打明け話に眼を丸くして唖然としたのは、
私ばかりではないだろう。
実は、単純な手順と作業に過ぎなかった。
その番組を見たかったが、
それにしても、設計のCADと人間の能力は
大したものだなー、と感心することしきり。


今まで良い夢をみさせてもらった
(実はそれほど関心はなかったが)、
と思えば、怒れなくもなる。

それを、誰が作ったかよりも、
その幾何学模様に触発される
不思議な感覚と共鳴の方が、
より大切なことなのかもしれない。

コメント

わたしもその番組見ていました。

画家や設計士かなにか二人の友人が思う存分楽しんだ仕業だったんですね。

絵本も購入したし、宇宙人の仕業だと半分は信じていましたので、謎解きもここまでくると、怒る気にもなりませんでした。

満月を選んで、竿だけもって測量の原理を用いて少年の思いのたけをぶっつけていた、いたずらっ子の二人の爺様のの顔が、いかにもいたずら好きで面白かったです。

何と何と夢破りナ・・・・
でも、何処かでほっとしている。

ミステリーサークルを作成したのが若者ではなかった事にも何故か喜びを感じている。
そして、お二人のお顔が
ほのぼのとした幸福を運んでくれる。

一心にいたずらをしているわが子を微笑みながら見守る母のように
月光は、一心に麦と戯れる二人をワクワクしながら照らしていたのでしょう。

入り口は単純
その中で複雑をよく練り上げる。
其処から出てきたモノは、
これまた単純

ミステリーサークルは
色々な意味でそんな醍醐味から生まれた『美しさ』なのかも知れない。

私は、益々ミステリーサークルが好きになった。
心からその美しさに感動しています。

お二人の醍醐味に乾杯!!!

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