●結城さんの事
今日、「アイヌ・アート・プロジェクト」代表の結城幸司さんが来店された。
小玉女史がお連れして、地下洞で会い、お話していると、
急に胸に込上げて来るものがあった。
まっすぐ見詰めるその深い眦(まなじり)には、
悲しみと希いの入り混じった懐かしい心情を湛えていた。
私の事を、ウタリ(同胞)のように感じられた、という。
それは、アイヌと同郷の地で生まれ育ち、
アイヌ民話に慣れ親しみ、
遠い内地の人とは違い、
余り違和感がないせいかもしれない。
そして、もっと遠い私の先祖の血との関わりが、
そうさせているように思うのだ。
それは、DNAの記憶のような気がする。
そのことは、又何時かお話したい。
日常の人との関わりの中で、
久しぶりに魂との出会いを感じた。
日本人同士では、なかなか感じられない
人としての根源的な問いと答えを求める
そのうめきが聴こえるのだ。
その出会いと開放が
来る「『先住民族サミット』アイヌモシリ2008」にある。
そのイヴェントが7/1〜7/4 二風谷と札幌で開かれる。
http://www.ainumosir2008.com/
それに先駆けて、6/6,7,8の
まほろばの売り出しの三日間、
結城さんの民話の語りと音楽、
それと木彫りや織布作品の展示会、
そして地下「無限心庵」での祈りの会を行う予定。
詳しい内容は、後日・・・。
この出会いによって、
アイヌと和人の理解と協調から、
世界平和への足掛かり、
人類和合の扉を開く、
少しのきっかけになりますように・・・・
(美しくも力強い文様、生命力に溢れている)
コメント
結城さん、すてきなかたですね。
お顔に深い思想や悲しみや勇気や決意など感じられますね。
。。。宮下社長と同属。。。
なんだか納得しますね。
実物に会う前からファンになりました。6月楽しみにしております。
隣の席予約します
って冗談です。
Posted by: 楓子 | 2008年05月13日 14:32
言霊の世界の奥深さを知るですね
その節はありがとうございました。
撮っていただいたお写真が
いい記念に残っています。
Posted by: 楓子 | 2008年08月29日 06:57