●人面熊 出没!?
「ワッーー、出たーー、クマだ!熊だーーーーっツ!!(?)」
「おい、オイ、何言ってんだよ。これは猿でしょ」
「だって、毎年、ここいら三角山の入り口に熊出没注意の立て札が出るじゃない。
熊に違いないよ、とうとうエサ不足で、まほろば農園にも出たんだよーー」
「でも、良く見ると、かわいい顔してるよ。
愛嬌のあるサル顔だよ・・・」
「残念ながら、北海道には、猿はいません。
何だか、聞く所によると、ニセコから移って来たアライグマらしいョ」
「テントに寝泊りするアライグマっているのかョ?」
「それが、この通り、いるんだよ。
夜な夜な西野・福井界隈に出没するってウワサがもっぱらだ」
「ホンとかよ、そういえば、まほろばの『0−1テスト講習』に3度とも出てたな」
「あの正体は、人間の顔したアライグマだったのか、妙に納得だな」
「どうやって、生活してるんだろう?」
「何でも、夜一人(イヤイヤ、又間違った一匹でした)ハウスの中にテントを張って寝ているそうだよ」
「へー、何時からダイ?」
「あの雪のあった3月というから、おどろくョネー」
「スゴイやっちゃ、いやいやすごいアライグマだー」
「しかもだね、朝から畑を手伝っているから、これまたスゴイ」
「へー、テーしたもんだね。人間の面を付けて農作業かい。
ディズニーランドのミッキーなみだね。
そりゃ、暑いだろうーね。ご苦労なこちゃね・・・・・」
「汗かいたら、どうするんだい。風呂もシャワーもないじゃん」
「何言ってんだい、熊に風呂要るカイ?」
「でもだね、登別温泉で浸かっている熊見たことあるなーーー」
「そんな、馬鹿な。それは馬と鹿しか温泉には入んないんだヨ、知ってるカイ」
「知るかよ・・・、でも社長が良く入っている、『西野温泉』で、見かけたって言う人いたよ」
「そうか、あすこの硬水たまんないもんね・・・・熊も洗いたくなるほどの温泉だ、
何せアライ熊って言うからね」
「何を馬鹿な、熊ナ・・・。ところで、飯はどうしてるんだい?」
「いぁや、きっと農園の野菜や雑草で食いつないでるんでないヵィ?」
「でもアライグマは肉食だよナーー。何ッーか、見るからにデカイ熊だよな」
「これも、聞いた話だが、テントの中で、自炊しているって、ホンとかなーーーー」
「えェっえ、熊が煮炊き出来るのかよ・・・信じられないーーナ」
「ところが、どっこい、お茶漬けサラサラってもんだョ、、、、
電気も通っているから、炊飯器もあるし、冷蔵庫もあるし、
今じゃアライグマも電化生活だよ・・・・でも、おかずはどうすんのかなーーーー?」
「ああぁ、それはね、下にくだって『まほろば』って今はやりの自然食品店で、買い物するらしい」
「へー、アライグマも自然食品か、世の中変ったもんだい、時代が進んじゃったねー。大したもんだ。
すごいねー、人間様も見習わなくちゃ・・・・ならねーネ」
「ああ、アライグマが買い物すって、あの道新の記事は、そのことか、納得、納得・・・」
「!?!?!?」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
延々と馬鹿話に歯止めが利かなくなってしまったので、
ここらでお開き。
つまるところ、ボランテイアで春からニセコから参加していた穂積豊仁君。
山で寝泊りして3ヶ月。
遂にこの度、荒行を終えて、晴れて農業研修生となって
娑婆世界に下り立ちます。
アパートを借りて、この1年間猛烈に働きます。
タフガイの彼は、独身、、、、、、、誰かお嫁さんになる人いませんか。
いい奴ですよ。
コメント
ほんとに〜・・・・・・。
まほろばって、変わった人が集まってきますわねぇ〜。
・・・って、私もっ!???
Posted by: スミエ | 2008年06月04日 11:17