●蒙古より賓客
先週の17日(火)に、内蒙古よりお客様がまほろばに来店された。
岐阜の木曽路物産の鹿野社長がお連れして、北海道支社でもある当社に
札幌視察で立ち寄られた。
内蒙古・興安盟の楊書記長ご夫妻、陳銀行長ご夫妻、
阿尓山市の劉市長、万佳社宇副社長等々、
およそまほろばには、無縁の政府要人の方々。
みなリラックスした面持ち。
モンゴル出身なので、どなたも日本人と同じ顔をしている。
ゆかりちゃんと千歳空港までお出迎え、
自前の歓迎の垂幕に、みなさん大喜びだった。
早速、今朝覚え立ての「サエン バエノー(こんにちわ)」
「タニルツィヤ(はじめまして)」を言おうとしたが、
頭が真っ白になって出て来ない、
そこはさすが若いゆかりちゃん、軽やかに挨拶。
みな和気藹々と楽しそう。
一路、高速でまほろばへ。到着するや、
新人渡辺匠君の「よさこいソーラン」の独り踊りでの出迎え。
皆のヤンヤの拍手喝采で、大盛り上がり。
店内は、塩などのモンゴル製品一色でディスプレー。
皆さん自国の製品がここで売られていることに親近感を覚えたのか嬉しそう。
早速、二階でささやかな歓迎会。
事前に蟹を食べたい、と言うことだったので、
朝市で頭一番セリのでかいタラバ蟹を仕入れて来た。
「美味しい!!」と、眼を丸くして食べられていたのが印象的だった。
その後、わずかな時間で市内観光、
夜は、札幌ビール園での会食。
その開放され、打ち解けた友好関係に、
言葉の壁を越えて、互いに訴えてくるものがあった。
それは、モンゴリアンとしての日本人の郷愁と、
モンゴルの方々の共感だったのではないか、と思う。
この時ほど、人種の兄弟ということを実感したことはない。
その日の事々、折々の書にまた書いてみたい。
そして、数日後驚くべき朗報が飛び込んで来た。
それは、また後日談に。