●二人の新人
昨晩は、会社の歓送迎会。
佐々木信豪君の退社。
彼については、
http://www.mahoroba-jp.net/blog/2008/06/post_296.htmlを参照されたい。
今農家周りなどをして日焼けの健康的な顔を見せてくれた。
まほろばの新入社員は小原大輔君。
既に、まほろば創業当時からのお客様である小原・宗像姉妹のお姉さんの一人息子。
23年余りにもなるお付き合いの中で、成長した大輔君は、小さい頃から食を通して血の中に、骨の中に、脳の中にまほろばが沁みている。
教えなくてもまほろば化している。
正に、水を得た魚と言えようか。
言わずして、悟る所があるのだろう。
朝、出社する時、お母さんが「万歳!!!」といって励まして下さるという。
ほほえましくも、母親のありがたさに涙がこぼれそうだ。
今までの会社では、怒られるばかりで何をして良いか戸惑うことが多かったという。しかし、まほろばでは、みな懇切丁寧に教えてくれるのでとても嬉しいという。
懸命に必死に毎日を頑張る姿が頼もしい。
今までの経験を活かし、これからの活躍を期待し、大器晩成を望みたい。
鰍ワほろば自然農園の新入社員、西岡秀夫さん。
実は、有名建設会社を定年で退社されたばかりだ。
以前より、一家してまほろばの熱心なお客様だった。
奥さんから「あなた、今一番幸せね」と言われるほど輝いている。
確かに還暦を過ぎた体力は、今の仕事はきついものがある。
しかし、汗みどろになって働いた後の昼ご飯の何と美味しいことか、食物の本当の味を知ったという。
それは、周りの山々、木々、鳥のさえずり、昆虫、禽獣、風のささやき・・・・・・
自然の風光に囲まれる自分の幸せ、日々懐深くに入って行く、と。
ネズミを獲っても車で遠くに運んで放してやるほど優しい人柄。
以前の仕事は責任管理者で、そのストレスで体中かゆみで耐えられず、髪が全く伸びなかった。それが今ではフサフサして真黒、第二の青春を満喫している。
まほろば農園に力強い柱が組まれた。
匠君の自作自演「アンサー」と「まほろば白書をもう一度」は、会を一層盛り上げてくれた。
まほろばに、二人の新たなるエネルギーが注入されて、さらに飛躍せんことを祈りたい。