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2008年07月26日

●北緯43度の慰安会

23日は、夏季慰安会で店はお休み。
サッポロビール園での会食。
総勢40余り。
所帯が大きくなって、改めてびっくり。

24年間、正月と夏の二回、札幌の名店で慰安会を開く。
同じ所を利用したことが無い。
観光客にとってビール園はお決まりコースなので、既に行ったものと思っていた。
しかし意外にも、そこでは開催していなかった。

夏 慰安会 1.jpg

その時、不思議な感を抱いた。
「エリクサーから無限心へ 最終章」にも記載したが、
世界的醗酵醸造ライン、ブレワーラインのことであった。
それは北緯43度線上に、世界の醗酵醸造の名産物が集中していることだ。

サッポロ・ミュンヘン・ミルウォーキーとビールのメッカがその線上にあり、
今日、日本の象徴でもあるサッポロビール園に戻って来たことが偶然でないような気がした。
先日、モンゴル要人一行が、ここで晩餐会を開いた。
モンゴルは遊牧民族であり、騎馬民族発祥の地で、我々モンゴロイドの原点でもある。
そこは馬や羊の乳製品が自然発生的に伝統的に造られて来た。
また彼らを「ジンギスカン、成吉思汗」でもてなしたのも不思議な想いが交錯する。
当然、北緯43度線がモンゴルを走っている。

夏 慰安会 3.jpg

そして、数日後、ウズベキスタン・キルギス・タジギスタン三国から農業視察が来られた。
実にその三国はカスピ海の傍にあり、ヨーグルトの名産地でもある。
しかも、日本人のルーツとされているパミール高原からアラル海に注ぐ水源がある。
そこにも、北緯43度線が貫いている。

これらの事、偶然の一致であろうか。
今、この場で、この時を過ごしている。
これは、神の意図が隠されていると言えば大袈裟であろうか。
その一連の意味づけの壮大な仕掛けは、
歴史的時間、地球的空間にわたっている。
改めて小冊子を読めば、御理解戴けるものと思う。

その日、皆と集いて心新たなる門出を祝った。
本店、厚別店、農業部門、ソフテリア、喜びの家が集まっての合同食事会は、
心と身を一つにさせ、明日への英気を養ってくれた。
20年選手も多い中、入り立ての新人選手も多く、皆一体になって溶け合う。
43度の意味合いを、原点に帰って、もう一度追求しようと心新たに決意した。

夏 慰安会 2.jpg

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