●その親ありて子あり
今朝入荷した梨は「あきづき」という。
ここ数年見かける新種で、歯ざわりといい、甘さといい、
その瑞々しさは南水以上の格ではなかろうか。
聞けば、彼の幸水、豊水、新高を親としているから、さもありなんと思えた。
このような新種のリンゴなど最近多い。
今日も「トキ」、「彩香」など王林を親とした珍しいリンゴが店に並んでいる。
皆その親ありて、今の子がある。
そうこうしていると、仲買・米内さんの有機の店で
「北海道自然食普及会」の北沢さんにお会いした。
まほろばから仕入れしたいとおっしゃるので車で一緒に帰った。
そして、朝のミーティングで、お話を伺った。
思えば、25年前、普及会さんをはじめ、弘朋さん三健さん夢やさんなどの
先輩がいらして、札幌における自然食の土台を築かれていた。
私たちは、その基礎の上で後学として仕事をさせて戴いている。
あの頃は自然や健康に見向きもしないご時世だっただから、そのご苦労が偲ばれる。
それ故、今日あるを有り難く感謝したい。
特に、北沢さんは、今年85歳。
矍鑠として、健康指導にあたられている。
森下敬一博士の主催する国際自然医学会の北海道代表者として、
難病の方々の相談に親身になって載っておられる。
まほろばとは一線を画すものの、目指すところは同じである。
ご高齢にも拘わらず、今日も人助けのために、
奔走されるお姿は尊い。
道の生き証人として、末永きご指導のほどを・・・・・
コメント
85才になられるのですか とても矍鑠としていらして 決意の程がしのばれます。
>私たちは、その基礎の上で後学として仕事をさせて戴いている
。。。そういう風におしゃられるのは 聴いていて とても 美しいですね。
Posted by: あきこ | 2008年09月29日 00:27