●下川町に見習おう!
今日、「下川町のペ・ヨンジュン」こと、クラスター推進部の古屋さんが来店。
(髪を切ってしまったので、流行当時の面影はないそうです)
唯一町にして環境都市に選ばれた下川町。
最近、色々な企画や商品を発表し、意気盛んになって来ている。
町の生産者の品々を持参された。
水間さんのJASそば粉。
阿部さんの酵素卵。
中村さんの百花蜂蜜。
そして小麦で作った酢「小麦ビネガー」。
今年、小泉武夫先生の指導で酢造りに挑戦。
北海道には酢の蔵元がない。
それは、酢酸発酵に必要な一定の高温度が保てないためだ。
25℃以下では乳酸醗酵をしてしまうし、28℃以上でも死滅する。
その中間温度で、初めて醸成が叶う。
小麦に麹菌を埋め込む技術が難しく、日本では余り聞かない。
ヨーロッパにあるのかもしれないが、
多くはバルサミコに見られるブドウ酢であろう。
特に材料の「はるゆたか」は蛋白値が高いから豊かなアミノ酸も期待できる。
実際、嗅いで飲んでみたが、すっきりした芳香と切れが良く、力強い酸味は素晴らしい。
寿司酢には向かないかも知れないが
洋食や果汁を使った飲み物には最適かもしれない。
限定1000本、11月からの販売と聞く。
又してもでかしたぞ!下川町!!
アメリカ経済が崩壊して大恐慌が到来するという昨今、
日本の片隅の町で、コツコツと積み上げた長い実績の跡は、
虚構なる経済の嵐にも左右されずに、何時までも生き残るだろう。
今こそ「日本は、みな下川に見習え!」と言うべきかもしれない。