●旨し珍し味道中1、「ししゃも刺身」
「先日お届け戴きましたシシャモ。
毎年、この時期を楽しみに待っているのですが、
好物でもあるせいか、ことのほか美味しく感じました。
全部メスのシシャモ、上品なお味で、脂のりといい、干し加減といい、
贅沢した気分になりました。
本物を口にする機会が少ないだけに、ありがたいことです。
また注文させて戴きます。
マンゾク、マンゾク、
オイシカッター!!
千葉 本木敬子 」
・・・との報告を戴いたししゃも。
今朝入荷のシシャモはオスメス込みで何と、6串1箱で¥980の大特価。
1串が¥180とは、うれしいですね。
でも、これは特別価格です。
上は、ししゃもの刺身。初物で、冷凍保存です。
しかし、その鮮度の良さ、美味しさは格別ですね。
鮨ネタとしては、日高などの漁獲地でしか味わえなかったものが、
全国で食することが出来るようになりました。
これは画期的なことです。
先日、水産新聞社の永原専務が来店され、
「エェ!もう、まほろばさんで置いているの!?
この間、私が取材に行って来たばかりなんだ。
これは、本当に旨いね。
目隠ししたら、誰もししゃもなんて、分らないよ」
この秘密は凍結技術にあります。
昨日もNHKで放映した「ハイチルドシステム」なのです。
真空包装で急速液体凍結機(−30℃のエタノール液)に入れ、
食材に高電位を与えて、低温で凍結させず、
最大氷結晶生成帯(0〜−5℃)を短時間で通過させて細胞破壊を抑制。
約5分で芯温が−30℃になる。
そして表面と芯温が同時に解凍され、ドリップも出ない優れた技術なのです。
離島の魚介類が、活魚のように全国に送られ、
余った野菜が冷凍保存され不足の時期に出荷される。
収穫物の6割が腐るという中東からも注目されています。
医学では、自歯を抜いて後にまた移植することも可能になったのです。
そんな先端の技術から、捕りたての味わいが得られる「刺身ししゃも」、
一度召し上がって見てください。
1P ¥1.250