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2008年11月08日

●「自然医学」森下博士との対談

先週は、出張とセラミック造りで、PCに向かう暇(いとま)がなかった。
4日は、東京水道橋の「国際自然医学会」の森下敬一博士との新春対談のため上京。
その日、初対面で、しかも電話でさえお話したこともない。
月刊「自然医学」の正月号を飾るということだけを本部から聞かされていた。

詳しいことは、後号に譲るとして、この縁を繋いで下さったのが、
まほろばのお客様で、森下先生の患者さんだった。
使っている水の劣悪さを指摘されて、最近取り替えたエリクサーの水を持参されたという。
それをチェックされて、「これは・・・・!」ということで、急にお呼びがかかった。

その間、何の問答もなく、突然の対談という運びになった。
エリクサーへの評価を何の予備知識もなく、
これまで直感出来る森下博士の洞察力に驚くと共に、
実の処「スゴイ!!何故?」と感じた。

何の前触れもなく洞察されたのは、
アメリカのDr・キャラハン以来かもしれない。
彼の筆不精は有名で、それでも返事を書いて下さったほどだったから。
森下博士からも、招聘のご丁寧なお手紙を戴いた。

森下敬一博士 対談.jpg
(右から、森下博士、私、船瀬氏、美土里舎の小池幸子さん)

本郷のビルに着くと、地球環境問題評論家の船瀬俊介氏も加わっての対談ということ。
内容は後のお楽しみとして、森下先生とは、共通の話題が数多くあり、興味が尽きなかった。
師との出会いや、まほろばの由来、フンザの長寿視察の体験談等々・・・・
博士のご高説を拝聴するに、大変愉しく又とない時間を共有させて頂いた。
船瀬氏とは同年齢で、三人共々東洋的ものの見方こそ、
今の世を変える大切な視点であることを語り合った。

森下博士については、つとに千島森下学説で有名な「腸造血理論」など、
40年ほど前からご高名は知らされていた。
これまでの長い研究と実践に裏打ちされたその理論や膨大な著作等、
代替医療の大先駆者でもあられる。
ご高齢にして、なおも矍鑠として第一線でのご活躍。
これからも学ぶべき事の多き愉しみも増える。

まさに「論語」の初め、
「子曰く、学びて時に之を習う、亦説(よろこ)ばしからずや。
朋、遠方より来る有り、亦楽しからずや・・・・」との
「孔子の境地は、この事か・・・・・」
と、改めて感興に浸った。

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