まほろばblog

昨日、北竜町の川本隆之さん一家が来店された。
お付き合いし始めて、もう15年ほどになるだろうか。
あの「天皇陛下献上メロン」の村井さんと同じ町で、
山一つ越えた何もない、水と空気のキレイな田で米を作られている。
その米は、田舎育ちの純粋無垢な彼の心を映している。

４０歳を過ぎても独身で、周りをハラハラさせていたが、
村で全国の娘さん達を受け入れての農業研修で、
大阪・枚方から来た知子さんが実習生として川本家に入り、
二人は息投合して、めでたくゴールイン。

本当にみな胸をなで下ろしての祝福。
初めてのお嬢さんを、その当時のNHKのTVドラマ「あすか」からとって、
「あすかちゃん」と名付けた。
スッカリ大きいお姉ちゃんになってビックリ。
子供の成長は早い。

そんな時、「まほろばオリジナルみそ」を作ってみたいと、
川本さんに、有機米と大豆、そしてエリクサー水で仕込みを依頼した。
その味噌にあすかちゃん誕生にちなんで「あすかみそ」と名付けた。
私の人生のスタートも奈良・明日香村だったので思い入れがある。

（エリクサー水使用「あすかみそ」有機大豆・米こうじ使用　800ｇ￥９３４）

彼が、JAS有機の認証を取って、３、４年になる。
食味全国一の折り紙がついた大人気「おぼろつき」は、もう今年一杯でなくなる。
後は、アトピー子にピッタリの「ゆきひかり」が待っている。
これは来年の秋までの所蔵あり。

幼稚園生の長男・太地君も、お父さんの後姿を見て、
きっと素晴らしい篤農家に育つだろう。
きっとお父さんに負けぬお米を作るだろう。
そして、まほろばとの付き合いも、
２代、３代・・・と、子々孫々に続いて欲しい。