●フェアトレードフェスタ 2009
(札幌テレビ塔の真下に店。農園の上島さんも)
発展途上国の物品を適正な価格で買うことで、
現地の貧しい人々の経済的自立を支援する「フェアトレード」。
市内の学生などが運営する「フェアトレードフェスタ2009」が、
27日、28日に大通公園で開かれた。
フェアトレードは「公正な取引」の意味。
途上国の生産者から物品を安く買いたたくのをやめ、
適正な対価を支払うことで暮らしや技術の向上を促す取り組み。
会場ではフェアトレードについてのワークショップが開かれたほか、
アフリカや東南アジア、中南米産の色とりどりの服やアクセサリー、
エスニック料理などの店が並び、多くの人でにぎわった。
まほろばも一日参加してみました。
今回は、VOXスパイスと
まほろば自然農園の野菜を販売。
店からは城越ゆかりちゃんと
畑からは穂積豊仁君が売り子に。
真夏の陽射しに、人通りも多く、
新しい刺激に、大いに勉強になったはず。
(編集室の工藤さんも応援に駆けつけてくれた)
20年前、第三世界ショップなどとフェアトレード運動を展開していたが、
遅々として進まない感じがしていた。
最近、漸く市民権を得たような気がする。
それでも、認知度はまだまだ。
そんな中、衣服への関心が若者側から興り、
今まで欧米主体のファッションが、これからは
アジア主流に流れが変わるのではないかと予感する。
BD・0−リングテストの大村博士は、
今の化繊の衣服が生理障害を起こしていると警告している。
これからは綿や麻がもっと尊ばれていいだろう。
そしてその需要が、彼らの自立を促すものであれば二重に歓びだ。
古風でいて斬新な息吹と経済システムが、東洋から興る。
停滞する現代文明に風穴を開けるのは、
きっとそんな若者の感覚から興るのではないか期待している。
まほろばでも、衣料を置きたいが、今の処スペースがない。
食のみならず、真・衣食住全般を提案出来る店でありたい、
と願う夏の日の一日であった。
コメント
こんにちわ。
タイムリーな話題ですが、丁度先週横浜で問屋の展示会があり、特設ブースのメインテーマがフェアトレードとのことだったので当社も出展してきました。
DAGOBAチョコレートの一部製品がフェアトレード認証を受けており、各バイヤー様へ説明させていただいたのですが、残念ながらおっしゃられる通り認知度は低かったです。
そんな中一握りの熱心なバイヤー様もおられたのですが、思い返すと私と同じ世代の人たちだした。自分たちの世代で裾やが広がっていく可能性は多いにあると感じました。
私もオーガニックビジネスに携わっていく以上微力ではありますが、地道な啓蒙活動を続けていきたいと思います。
Posted by: muso 橋本 | 2009年06月30日 13:41
そうですか。ムソー商事様には、日頃大変お世話になっております。
DAGOBAも「サラ」チョコの原料にもなっています。
これからも裾野を広げるべくお互い頑張って参りましょう。
来る25周年には、ご来店をお待ち申し上げております。
Posted by: まほろば主人 | 2009年06月30日 14:17
こちらこそいつも大変お世話になっております。
今週末楽しみです。こちらこそよろしくお願いします!
Posted by: muso 橋本 | 2009年06月30日 18:46