●「まほろばたより」3000号達成!!!
(3000号記念で道新さんが取材に。「たより」のことは触れられてなかったが、感謝)
徹夜編集作業が二日続いた2日(木)深夜、
島田編集長が「専務の『お答えします』<後日UP>が2999号、
社長の『エリクサー水、醗酵と長寿』は、3000号になりますよ!!」
突然、予期せぬ報せにビックリ!!
「えぇ!スゴイなー。全然気付かなかったね。
しかもエリクサー・ブックレット・シリーズの25号目にもなる!」
この号、森下自然医学会会長との対談と、
共働学舎の宮嶋さんと寺田本家の寺田さんの取材を盛り込んだもの。
大型「ハイパーエリクサー」完成記念に出すべく、
「醗酵と長寿」をテーマにしたものだ。
その記念碑的たよりが、3000号だったのだ。
これには、正直驚くと共に、人間業でない、
神様にやらされているんだなー、と素朴に思ってしまった。
何でも、私は子供の頃から、飽き性で続けることが出来なかった。
しかし、この仕事やたよりの発行を、
どうにか25年間、曲がりなりにも続けられることが出来た。
これは、私にとってほとんど奇跡に近い。
だから、私がやっている、という気がしないのだ。
3000号と言えば、25年間、毎週2,3枚のたよりを
コンスタントに出して来た勘定になる。
今回の25周年創業祭には25枚の記録的枚数だった。
とにかく、続けるコツは、定形を決めず、気楽に出すことだった。
開業当初は一対一の相対商売で、ことごとく口で説明出来た。
ところが、だんだんお客様が増えてくると、それが出来なくなった。
それで、これは新聞を出さねば・・・・と思い、
手書きで謄写版のようなもので印刷を始めた。
それからしばらくして、印刷機械を購入してドンドン刷って行った。
誰からか、「とにかくお客には、紙鉄砲を打ち続けるんだ!」
との一言のアドバイスが、私を動かした。
紙による波状攻撃である。
チラシを撒いて、1/10,000の顧客になる確率より、
兎に角、店の生き方、生産者の顔、商品の紹介・・・・・・等々を、
コピーでもいいから、一枚でもいいから、お客様に渡して、
心の絆を繋ぎ止める事が大切であることを肝に銘じた。
それが口コミ戦術であり、お客からお客へ拡がってゆく、
最短にして最大の効果だと、今でも思っている。
チラシで、何処そこのスーパーは1円安いと見れば、
そこに簡単に移ってしまう。
人は、店でなく値段で動いている。
だから「老舗に安売りなし」と言われて来た。
まほろばも出来るだけ安く提供したいと努力する。
しかし、どうしても安く出来ない、という一線がある。
そこは、信頼、安心の店を、どう築いてゆくか。
それは、日々の仕入れの厳しさと
情報をいかに多く、早く、正確に、
店の主義主張をどう徹底して伝えるかにあって、
「まほろばだより」は、その大いなる効を奏した。
今現在、島田浩編集長(と言っても2人しかスタッフはいない)と
工藤元子さんが、毎日一生懸命頑張っている。
島田君は、工業大学出だが、桑沢デザイン研究所に入り、
基礎・応用を学び、写真技術も一流だ。
それで、天性の素晴らしいセンスで、プロ顔負けの編集をする。
工藤さんは、元北海タイムス新聞社の構成デザインをやっていたプロ。
「まほろば重曹娘」でもあり、あのポップな漫画は彼女のお得意。
即戦力があって、二人はツーカーの仲で、仕事がスムーズだ。
看板からPOP、商品デザイン、HP制作、たより・・・・・などと
仕事数は限りない。
紙一枚、筆一本が店を固め、客を固める。
そういうことは、事実ありうるのだ、と信じている。
さらに、人を動かし、世を動かすことも出来よう。
そんな25年の地固めをして来て、
ようやく花を咲かせ、実を結ぶのは、
きっと25年後くらいになるのだろう。
まだまだ、先だな・・・・・
いやいや、もう少し少し・・・・・
コメント
“紙による波状攻撃”・・・こわいわー!!(笑)
これからも、ためになる、楽しい、
そして、社長にしか書けないお便りを出し続けてくださいませ。
楽しみにしていま〜〜〜す!!
25周年、おめでとうございます。
Posted by: スミエ | 2009年07月07日 19:19
25周年おめでとうございます。これからの25年楽しみです。私がまほろばさんを知ってから、12年くらいなので後半からのお便りずっと届いた荷物の箱からまず、取り出して玄関で読み出してしまうこともあるほど食い入るように読みました。私の中にしみこんで、強い信頼になってると思います。編集の方のご苦労にも本当に感謝です。まほろばさんいつも有難うございます。これからも宜しくお願いします。ひろ
Posted by: hiro | 2009年07月08日 09:22
3000号早く読みたいです。
今日は宮下社長さんのお誕生日ですね。
おめでとうございます。
神様に書かされているなんて、倉本聡さんもそのようなことを言っておられました。
まだまだ宮下社長さんの文章を理解できるレベルまでたっしていませんが、読ませていただいております。
ありがとうございます。
Posted by: 澤田季里 | 2009年08月20日 00:06
まほろばさんの商品を送っていただいてまだ3ヶ月も経っていない私ですが パンフレット類がとてもセンスがよくって てっきり宮下社長がお一人で頑張っておられるのだと思っておりましたので このページで成る程納得です こんなにすてきなお二人の助っ人さんがいらしたのですね いえ助っ人なんてもんではなく両腕ですね ブログを拝見しておりますと 社長には何十本かの強力な腕がついていますね! 最高に強くて太い(ハードではなくソフトですよ)のはもちもち奥様のそれですね とてもとても素敵なことですね
Posted by: ヤマカミアツコ | 2009年11月05日 13:03
見抜かれていますね。
そうです。
みんなの協力で、まほろばは成り立っています。
みんなの徳、みんなの夢、みんなの力で、まほろばは歩んでいます。
ありがたいことです。
Posted by: まほろば主人 | 2009年11月06日 16:02