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2009年08月17日

●日中友好の架け橋

怒涛のような一ヶ月もお盆と共に過ぎ、
気がつけば、ブログは遥か彼方に飛んでいた。
やはり時間に少しゆとりがなければ、
書けないなぁ、と思った次第。

思い出風に、身近に起こったあれこれを綴ってみたい。
13,14日には、中国科学院の金鋒教授が来店された。
学生3名(と言っても、博士達)を連れて、木曽路物産のトヤさんと
道東旅行を楽しんだ帰りだった。

北海道を舞台にしたある中国映画が大ブレークして、
今や中国の人にとって北海道旅行、ことに道東は憧れの的になっている。
中国内外の旅行は激減しているが、北海道だけは70%も伸びているとか。
先日の中国で、私の出身地は「北海道!」と言うと、
みな「キャー、知ってる!知ってる!!」と眼を輝かせる。
広大でも緑豊かな美しさは、中国にないと言う。

非誠勿擾.jpg

『非誠勿擾』(if you are the one)
内容は見ていないので何とも言えないが、
きっと中国における「冬ソナ」現象なのでしょう。
これがきっかけで、日本への理解が深まり、
日中友好の絆が強まれば、と願います。

金先生とは随分親交が深まり、小さいながら日中の架け橋が築けたらと思う。
乳酸菌については、新しい情報を提供して下さり、
興味が尽きず、目が開かされた思いだ。

例えば、カレーなどの香辛料を常食すると、乳酸菌が死滅して、
炭水化物の代謝がうまく行かなくなり、糖尿病が多発するという。
現にインドは世界一糖尿病患者が多く、平均寿命が70歳を越える事はない。
風土のもたらす伝統食は適食であるが、必ずしも絶対食ではないことを
肝に銘じるべきだろう。

今までには無い乳酸菌の世界を開いた金先生。
その次の結晶が、この秋に世に出される。

金鋒先生with学生 旅行北海道3.jpg
(まほろばの無限心(ハート)と共生を色紙に。
左右に微生物エンジニアの何晶君と張猛君。
真中が微生物博士の胡旭君。
みな27歳の俊英、中国の天才達)

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