●コンちゃんは詩人
1 雨がふれば 雨がふれば
いやな夢も
あたらしい夢に
あらいながすよ
2 風がふけば 風がふけば
いやなことも
いい思い出に
すずしくなるよ
3 あつくなると あつくなると
あせがでるよ
もえるよ心
太陽のように
4 君の名をよぶよ
にじがかかるよ
毎朝、隣の社会復帰就労施設「よろこびの家」から掃除に来てくれている境澤勉さん。
通称「コンちゃん」。
先月の夏の慰安会で、厚別店の匠君が曲を付けて、コンちゃんの詩を披露した。
みんなコンちゃんの隠れた才能、その詩人ぶりにビックリ!!
水はのどをうるおす
川はすずしさをあたえる
海は心をそうかいにする
でも海の水はのめないが
塩をつくることができる
何だか金子みすずさんの詩のような・・・・・
今朝、小さなノート一杯に詩を綴ったのを持って来た。
見ると、コンちゃんの日常の感受性が揺らいで、
その短い言葉にしびれる。
どこから、こんな素敵な言葉が湧き出るのかなぁー。
その中でも、恋の歌が一番応えた。
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二人で歩く夜空の星より
君のひとみの方が 光っている
息がとまりそう
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私も息が止まった。