●こども料理コンテスト!
味覚は幼児期に作られる。
意欲は少年期に作られる。
情緒は胎教時に作られる。
何れも早きことにこ越したことはない。
ジャンク・フード、コンビ・フードに飼い慣らされた青少年の明日を憂う。
おふくろの味は、袋の味になり、
若きおふくろも手造りの料理を知らない世代に移行しつつある。
そんな中、我が青果組合が主催した「小学生料理コンテスト」が、
札幌市内各区で開かれている。
そこに出席した同僚が、その涙ぐましい姿と、
その味付けの腕前に感動したことを語ってくれた。
日本の未来も捨てたものではない、と
希望の光が射したことに、我々嬉しさを隠し切れない。
料理ブームが一過性に終らず、
しっかりと次代に繋がるよう祈りたい。
以下、その報告を転載してみた。
(北海道新聞 10月3日 朝刊市内版)
西区小学生「食育料理コンテスト」開催
道央青果協同組合食育対策部では、
9月27日(日)、西区民センターに於いて
西区小学生を対象とした「食育料理コンテスト」を開催いたしました。
小学生二年生から六年生に募集をかけ、
チーム対抗として9チームの参加(全46名)が有り、
自分達で考えたレシピを制限時間内に作るという、
学校ではなかなか経験できないことに真剣に取り組んでいました。
優勝チームは山の手小学校の六年生五人組、
準優勝チームは西園小学生の五年生五人組でした。
さらに青果部運営協議会主催で、札幌市内の小学生を対象とした
「食育料理コンテスト」に参加予定となっております。