●未来の食卓
先日、11月7日の公開に先立って、ある試写会が「シアター・キノ」で開かれた。
その題名は「未来の食卓」。
丁度、来店されていた共働学舎の宮嶋代表と参加した。
南仏の小さい村で起こった革命。
それは村民のライフスタイルを根底から変える大事件だった。
食を有機にする、オーガニックに変える、
という大胆にして、勇気ある発想だった。
先ずは、学校給食から子供を守れ!
高齢者から宅配弁当を変えよ!
という前例のない試みに、住民が徹底して話し合った。
農民は、業者は、財政は、将来は?
幼稚園で、小学校で、実際有機栽培で、
植物のイノチの声を毎日聞く。
食への眼差しが日々変ってゆく子供達。
金には代えられない子供の将来を選ぼう!!!
その子供達のイキイキした変り行く姿に、
大人の利害や打算が吹っ飛んだ。
食は、全ての根源。
感性も、判断も、希望も、未来も・・・・・。
世界は変りつつある。
確かに足取りは遅くとも、変りつつある。
あの原宿のギャル達が、農村に出かけ、
「ノギャル」と称して、もてはやされている。
それが、仮にやらせだと批判されても、
こんな発想と行動は、今まで考えられなかったことだ。
田に足を踏み入れること、
稲を刈り入れて、手に握り締めること。
その最初の体験がとても大切なのだ。
彼女達を真似て、次々とノギャルが生まれてくればいい。
その子達が母になり、子供を生めば、
きっと、有機の野菜を食べさせたいと願うだろう。
TVのDASH村で、日本の農村、その自給自足の営みを
事細かに捉え、若者が次々と取り組み、物にしてゆく姿。
素晴らしい番組ではないか。
日本も見捨てたものでない、と思う。
まほろばにも毎日毎日、見たことのないお客様が、
次々と増えて来ている。
売出しにも、前年比何百人と増加の一途。
今、国民の意識が変って来た。
今こそチャンス。
世の中を変える時。
それは一番身近な食卓から。
食が変れば、人生も変る!!
コメント
おはようございます。
未来の食卓ですが、先日東京にで行われた「biofach Japan」にて上映されていたので私も鑑賞しました。
私も「食は、全ての根源。」まさにその通りと感じました。
またノギャルもたまたま「サンデージャポン」見てました。「渋谷米」?を新宿のドンキ・ホーテで販売するとのこと。面白かったのが白米だけではなく、ちゃんと玄米も販売するみたいです。
10代のギャルが玄米が浸透しているのは素晴らしいことですね。
Posted by: muso 橋本 | 2009年10月22日 08:58
いよいよ、ムソーさんもギャル仲間に知れ渡る世の中になりそうですね。
「渋谷米」から何か新しい若者の動きが出てくれば嬉しいですね。
応援してやってください。
Posted by: まほろば主人 | 2009年10月23日 09:20