●「手塩沖紅鮭」&「羅臼活〆塩時鮭」
(解凍する北洋沖獲り紅鮭)
今年鮭に大異変が起こった。
それはロシア海域の紅鮭のこと。
北洋千島沖の沖流し網の禁漁がプーチン大統領から下されたのだ。
資源保護と入漁料の問題で漁業関係者は頭を痛めている。
今更何を、と言いたい所だが、四島返還問題といい、
漁業権も向こうの言いなり、でどうすることも出来ない日本。
浜寄りの定置網だと、川水が近くどうしても肌が白く脂乗りが期待出来ない。
通は沖獲り指定だし、定置の意味は一般市民には分からない。
所が、長い付き合いの鮭のプロ加藤さんからの情報で、
ロシアの試験操業船の100tが日本に輸入され、各地に分配されるとか。
北海道は加藤さんが一手に受けて、まほろばに回してくれるという幸運。
昨年に引き続き、モンゴル塩での手塩漬けで加工しようとの段取りになった。
小ぶりながら、さすが味のある沖獲り紅。
数が極少なる故に、例年より値は少し張り気味。
年末大売出しに一挙放出!!
限定本数の3割引きで綺麗に無くします。
一方、時鮭は絶好調。旬の6月、羅臼産の活〆船上処理バリバリの鮮度。
脂の乗り切った時鮭を買い付け処理して冷凍。
時は脂が濃いため、早目に塩して冷凍すると焼けが入る。
売る直前くらいに薄塩をして、食べる時醤油を垂らす位が丁度良い。
平均3,5kg周りのいかにも旨そうな時鮭である。
これもモンゴル塩での加工で、試食してその塩の違いで、
こんなにも味わいに差が出来るものかと驚くばかり。
限定50本。年末までのお歳暮用にお出しします。
羅臼産活〆『手塩・時鮭』(丸3,5kg) ¥7800
これぞ、贈ってニッコリ、貰ってうっとり!!
もう決まりですね。