●佛手玉
年末の忙しさの余り、ブログにまで手が届かなかった。
26日から始まった「酉の市」が、昨日一段落付いてホットしている処。
今朝5時の仕入れを最後に、今年は残す所あと2日。
滞りなく今年を無事に乗り越え、みなで清々しい新年を迎えたい。
もう店先にはないが、「佛手柑」が入荷していた。
あたかも、お釈迦さまや観音さまの優美な御手のようで、その名が付いたのだろう。
中国、台湾、アジア圏では昔から、仏前にお供えして、食用には適さないとか。
幸い、今年は物の優れたのが入り、来年は良き歳になるのだろう。
そういえば、今年視察した青海省の西寧空港で見かけた「佛手参」。
先の「佛手柑」を小さくしたような野生人参で、滋養強壮では高麗に似ている。
高山病に効くと言われる「紅景天」と同じチベット高原で採取される稀少植物だ。
実はこれ、まほろばオリジナルサプリメント「ユットク」に使われている。
この時の旅先、広大な塩湖のあるゴルブドで見つけた白玉。
実は、ここの玉は崑崙山産出のもので、中国最高峰の質を誇る。
それで政府は、北京オリンピックの金銀銅のメタルにここの玉を使ったという。
何か突然降って湧いたように、この玉をエリクサーに入れるべき、と閃いたのだ。
そこですぐさま、1000個発注して作って送ってもらうことにした。
形は、「佛手玉」、仏の掌に抱かれた「結」をイメージしたものだ。
無限心(ハート)の象徴「結」を、縁起の良い崑崙白玉で彫った物が
エリクサー一台一台に搭載されて、一家の幸運を招来する。
今、在庫するエリクサーからは、漏れなくこの「佛手玉」が入っている。
来る歳は、佛手に抱かれて、平安なる日々であらんことを。