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2010年04月28日

●Ω-3オイルが女性週刊誌に

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「インカインチオイル、しそ油、亜麻仁油」などが、
ある女性週刊誌に取り上げられた、との知らせを受けた。
そのほとんどがΩ-3系統のオイルが上位を占めていた。
いよいよ時代が変った、という印象である。

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思い返せば、25年前の開店以来、紅花油の弊害を訴えて、
その頃あまり馴染みのないオリーブ油を推奨して来た。
当時の自然食品店では、紅花油は必須アイテムで稼ぎ頭、
これを扱わぬ手はなかった。

だが、これに抗して細々とスタートを切ったのがまほろばだった。
それから10年して、世界脂質学会で、紅花油などのリノール酸・Ω-6は
発ガン物質であるとの衝撃的発表があって、自然食品業界を震撼させた。
間もなく、オリーブ油ブームが到来した。

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しかしその時、まほろばはすでに「エゴマ」「亜麻」に注目して農園で栽培を始めていた。
それはαーリノレン酸の様々な機能性が、
現代人にとって最適な脂肪酸であることに着目していたからだ。
日韓友好で彼地で伝統的エゴマ(しそ)栽培を学び、
Ω-3の効果を宣揚したのが10年前だった。

その後、南米のインカインチ・オイルやチアシード・オイルなどに出会い、
まほろばの第一の推薦オイルとして、勧めてきた。
その間の脂質理論については宮下洋子が書いた「油について」に詳しい。
この油の選択が、現代病を克服する大きな要因であることは、
今や常識になりつつある。

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まほろばでは、何でもそうだが、ほぼ5〜10年早く手掛けることが多い。
世間でブームになりかけた頃には、まほろばでは既に下火になっている。
さて、次に何が到来するか。
しかし、社会の風を気にせず、当たり前のことを只こなしている毎日である。

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