●上田宗箇から地方文化へ
上田宗箇は、秀吉に仕える武将であり、利休の弟子でもあった。
そして、「へうげもの」彼の古田織部の門下でもあった。
名古屋城などの作庭、茶杓・茶碗などの逸品も多く、文武両芸に通じた。
夏の陣で竹藪に隠れていたが、珍竹を見つけ茶杓を削り始めて興に乗ったため、
敵兵が却って怪しんで逃げたという逸話がある。
これが名品「敵がくれ」の茶杓である。
元和年間に広島藩に移って以来、地方で営々と侘びの文化が伝承されている。
多くの文化文物が京・江戸を中心に栄えると違い、
地方にも根付いて今日まで脈々と息づくのは、稀である。
食文化も同様で、中央の物真似でない、地方独自の道が開かれねばならない。
地方が元気にならねば、国は栄えぬ。
まほろばも北海道にドーンと構えて、
古くして新しい食文化を発信したいと思う。
(うつくしき武家茶道〜よみがえる上田宗箇の世界01 )
(うつくしき武家茶道〜よみがえる上田宗箇の世界02 )
(うつくしき武家茶道〜よみがえる上田宗箇の世界03 )
(うつくしき武家茶道〜よみがえる上田宗箇の世界03)
(うつくしき武家茶道〜よみがえる上田宗箇の世界04 )
(うつくしき武家茶道〜よみがえる上田宗箇の世界05)
(上田宗箇の庭 )
コメント
「北海道にドーンと構えて、
古くして新しい食文化を発信したいと思う」
・・・という言葉
とってもステキで
ココロに浸透しました^^
Posted by: miki333 | 2010年04月21日 17:10