●「無限ハート」即興曲を笙とギターで・・・・・
15日(水)に地下洞「無限心庵」にて笙とギターによるコンサートが開かれた。
新進気鋭の二人、笙YUUさんと小関佳宏さん。
プロデュースは、設計士・遠山整子女史。
未知なる二人の出会いを作られた。
誠に失礼だが、期待以上、想像以上の素晴らしさに驚かされた。
その神秘の音色は、地下洞で一層深みを増した。
笙は古典より「抜頭」、ギターは新作「星と月と」の独奏から始まる。
休憩を挟んで二部の冒頭、私が、「無限ハート」の由来を解説。
その印象を、二人が即興で返すというもの。
先ずは妙技をお聞き下さい。
題名は無論「無限ハート」。10分余りの大曲。
一瞬の掛け合いや間取り、その微細な感性に感嘆するばかり。
唱歌や世界の名曲を合奏した後、
笙YUUさんの作詞と唄による「紅色の声」。
何と、本邦初公開とか!!!
「虹色の声」
詩、笙YUU
一、笙の音は 鳳凰の鳴き声
僕の背中に 羽根をくれます
彼女の声は いろんな鳥の声
どこにいても どんな時でも
みんなの背中に 羽根をくれます
二、笙の音は はるか古の声
僕の耳に 良く聞こえます
彼女の声は そよ吹く風の声
どこにいても どんな時でも
みんなの耳に 良く聞こえます
三、笙の音は 光ふる音
僕の心を あたたかくしてくれます
彼女の声は 虹色の声
どこにいても どんな時でも
みんなのこころを あたたかくしてくれます
楽器が肉体化する、自分の一部になって自在に語れる。
これが、本来の音楽のありようなのだろう。
借り物でない、内省からの声を聞き取る。
そして、それを再現する。
この天賦の才能を与えられた二つの原石が世に輝き放たれんことを。
http://www.syouyuu.jp/(笙YUUさんのHP)
http://kosekit55.blog.shinobi.jp/(小関佳宏さんのHP)
(二人のCDアルバムを、まほろばで取り扱っています)