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2010年07月17日

●「花麻香&三五香全」英訳完成

花麻香.jpg

米国のトニー、エリカご夫妻に「花麻香」と「三五香全」を送った所、
仲間の方々が大変興味を抱かれ、英訳までチェックして下さったそうです。
アメリカからの世界発売に先立ち、その英文を公表したいと思います。
日本の古き良き文化が、彼地から発信されますように祈ります。

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  「花麻香/はなあさか」
 
  《素 材》
房・・・精麻   
軸部分・・・麻ガラ 
エリクサー水と日光に晒し、清め、花染めし、一つ一つ手作りさせて頂いています。
染料・・・草津青花、紅花
香・・・「三五(アナナイ)香全」

○麻は霊気を持つ神聖な植物として古代から伝統的に祭祀神儀で使われてきました。
○清麻は大麻の茎(発酵後)から取れる繊維で、
 神社若しくは麻繊維を扱う老舗店よりのものを用いています。
○麻ガラは大麻の茎の芯部分で、お盆の迎え火など仏事にも用いられています。

※いずれも大麻ですが、心配される麻薬成分は葉・花に有るとのことで規制されていますが、
茎から取れる精麻、麻ガラにはその成分はなく、
安心なものとして、素材・材料として一般に市販されています。

  《使用及び浄化方法》
 祓いや癒し、身のお守りなどにも繋がる麻繊維で、感じられるままご自由にお使い下さい。
 花色は、時と共に移ろいますので、日光は避け、時折風の少し通る所に、
 しばらく晒して頂けると花麻香自体の浄化・回復になり良いようです。
 最終は神社等で、古札のように浄火されるのが良いでしょう。        

「三五香全/アナナイこうぜん」

三五・アナナイ(麻柱)とは、高い所へ登る足がかり、足場の意。
三五=十五種類の香木で構成されています。
(中には、沈香・乳香・没薬などもあります)

三五香全.jpg

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麻香 3 練り3.jpg

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  香袋

和紙職人により、一枚一枚丁寧に漉かれた上質の手漉き和紙。
その和紙に岐阜の柿渋を何度もぬり重ねられてできた渋紙。
ひとつひとつ丁寧に裁断され縫製された、手づくりの製品です。

  美濃和紙とは・・

手漉き美濃和紙の歴史は約1300年前にさかのぼります。
わか国最古の紙であり戸籍用紙にも便用されています。
特徴は「薄く」「強く」「むらのない」上質で繊細なワガミです。

柿渋の効能と効果
青い未熟の締(柿渋)をつぶし、圧搾してできた汁を発酵させたものを
「柿渋」と言います。
柿渋には多くのタンニンが含まれているため、下記のような効能、効果があります。
 ・シックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドを吸着・除去するため、
  天然塗料としてみなおされている。
 ・染料として塗布することで強度を増す。
 ・赤ワインの10倍含まれる、柿渋の主成分であるポリフェノールを含む。
 ・細菌に対する強力な抗菌作用で、増殖抑制作用が働く。

  柿渋製品の取扱方法
 ・塩素系の漂白剤は使用しないで下さい。
 ・お茶やコーヒーなどの汚れは、乾いた布またはティッシュですぐに拭き取って下さい。
 ・できるだけホコリを付着させず、湿度から守ることが大切です。

●material
  手漉き美濃楮紙100%・手漉き黒谷楮紙100%
  香料 : 沈香・乳香・没薬など15種類の香木をオリジナルミックス

  和紙生産・製造:岐鼻県  香料・まほろば

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