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2010年07月20日

●ある日の慰安会

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創業祭の後の14日、恒例の慰安会のため休業とさせて頂きました。
今回は、視察学習会も兼ねて、店に最も近い「まほろば自然農園」の見学会。
「灯台下暗し」と言われるように、わずか10分ほどの処でも、来れない人もいる。
毎日互いに、猛烈に忙しいので、普段行ける様で、なかなか行けないのが現実。

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その日、まほろば農園・洋子社長からの説明があり、
この広い9町もある、6箇所のほ場をよく管理しているものだと、みな感心することしきり。
何事も、百聞は一見に如かずで、全身で感じた農業の大変さ、作る素晴らしさを、
日々、店でも感じながら、お客様に伝えていって貰いたい。

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その後は、楽しみの食事会。
お店は、手稲オリンピア登り口にある、瀟洒な建物「ジャルダン ポタジェ テラニシ」。
オーナーシェフ寺西健雄は農園を持たれて、「寺西さんちの野菜畑」という意味らしい。
戴いた料理のそれぞれが、野菜の旨味・香りを十二分に引き出していて繊細で生きいきしている、
という印象で、様々な野菜から取った下味は絶妙である。

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この「野菜のフレンチレストラン」は99年にオープンして11年目。
玄関前の大きな立ち木を生かしての店造り、こだわりがそこかしこに見受けられる。
山麓の空気、小川の瀬音、夜景の煌き、そして心からの料理。
これまで、ここを知らなかった事が恥ずかしいほどだった。

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自根栽培の野菜の旨さ、全体食の味わいのバランスを力説される寺西さん。
まほろばの宇宙から自然、人生にわたる全体観や、
「小国寡民」の自立する経営論に通じる生き方に深く共鳴することが出来た。
ここにも隠れた真人、素晴らしい出会いに、天の配剤の豊かさを感じた。

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札幌訪問の方に、是非ご案内したい名店の発見でもあった。
皆様も、一度は尋ねて見られることをお勧めします。
40人もの従業員みな、お腹も心も満足して、あとは
阿弥陀籤の景品に一喜一憂、ジャンケン合戦もあって大はしゃぎ。
「よろこびの家」のコンちゃんの詞に匠店長が作曲して歌ってくれた。

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三々五々、今日はとても癒された一日。
皆には、本当に毎日毎日苦労のかけっ放しで、申し訳ない。
この一時が、少しでも明日への英気となるよう望むや切なり。
皆の屈託の無い明るさが、生きる救いとなり、希望となる。

http://j-potager.com/(「ジャルダン ポタジェ テラニシ」さんHP)

コメント

つい先日、行ってまいりました。一つ一つのお料理に心がこもっていて
とても美味しくいただきました。実は上記書き込みの後
予約をとろうとしたらその日もパーティで貸切で3回目にしてやっと参りました。
テラニシシェフがデザートの頃に来て下さり他のお客様が
引けた後だったので30分以上もあれこれのお話伺うことができました。
お料理の中で羊のレヴァーが絶品でした、聞くところによると炭をしいた衛生的な環境で
真っ白のきれいな羊さんから。。。と言うことでした。
お値段の設定も良心的ですね。 また冬野菜のうまみを楽しみに伺いたいと思いました。
テラニシさんも西野だそうで、そこも手稲もお水が美味しい場所を選んでいるそうです。

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