●医の総帥×食の権威=「妙味必淡」
「森下自然医学 9月号」が届けられた。
今月号は「妙味必淡」と題した対談を掲載。
森下会長と小泉武夫農大名誉教授、そして私が迷司会で進行。
自然医学の総帥と発酵学の権威の夢の対談で、白熱した内容。
何せ、日本を代表する両巨頭、話が面白くないはずがない。
今回、会長は聞き役に回られ、友好を温めるには絶好の場であった。
以前より、会長を尊敬されていた小泉先生も感激の面持ち。
対談後、森下会長の懐の深さに感嘆しておられたのが印象的だった。
ともあれ、内容が盛り沢山で、来月号と2回にわたって連載。
さらに、今月末に第2回目の対談が待ち受けている。
今年後半、森下自然医学は、「発酵仮面」一色になりそうだ。
この対談によって、日本が良い国になるよう祈りたい。
今月の「北の空から」は『哀しみの袂、懐かしき茲』と題して、
議論喧(かまびす)しい日韓問題を取り上げてみた。
近代の関係を越えた古代やそれ以前のありどころなど、
歴史的考察と心情的理解の折り合いの辺りを綴ってみた。