●「大フィル・シェフ」 穂積君のご両親!
まほろば自然農園の穂積豊仁君のご両親が、初めて会社に来られた。
知らないうちにバックヤードに入って、包丁を砥ぎ、鮭を捌(さば)き始めた。
みんな目を丸くして見惚れていたが、初対面でのパフォーマンスに呆気に取られた。
私は、会議で見ていなかったが、みなヤンヤの喝采!!
(包丁を研ぎ、鮭を捌いて戴いた)
そん風で、逆に息子や畑やまほろばの様子を見られて、どう思われただろうか。
昨年10月に病を得て入院され、強靭な回復力でお元気になられた、嬉しい限りである。
関西出身の穂積君を見て、どういう環境であのようなウイットに富んだキャラが
生まれるのだろうかと思っていたが、今日早々に了解出来たのだ。
それは、物事に開けっぴろげで、ご夫婦仲の良い家庭から育まれたものだった。
ほのぼのとしつつ、話の華が思いっ切り、咲き開いた。
お父さんは、30年鮨を握り、17年レストランを経営されて、昨年店を畳んだ。
その店が、何と大阪西成にある大阪フィルハーモニー会館内のレストラン「ハーモニー」。
(西成の大阪フィル会館レストラン「ハーモニー」)
つまり大フィルの練習場で、あの大指揮者・故朝比奈隆氏をはじめ、
常任指揮者の大植英次さんや錚々たる音楽家が、
お父さんのレストランに入り浸っていて、ランチを食べコーヒーを啜っていた訳だ。
朝比奈さんには、特に可愛がられ、何かの式には何時も貴賓席に座らされたという。
そして、羨ましい事に練習風景、見放題、聴き放題で、
生のクラッシックを聴きながらの昼寝。
(こんな風に、ふんぞり返って一人聴いて悦に入っていたという)
こんな商売冥利に尽きる事は無いだろう。
これはほとほと羨ましく、代わって戴ければ、代わりたいほどのご身分でもある。
youtubeの画面を見ては、あれは誰それで、どうなのこうなの・・・・
と一人一人の楽団員の話題には事欠かず、裏話が随分面白い。
そんなこんなで、すっかり息子のことはそっちのけで、三人で話に興じてしまった。
懐かしい関西弁も親しく、次々と出て来るアーティストの名前に興奮する。
今夜は大フィルから札幌交響楽団の事務局長に赴任した宮澤敏夫さんや宮下さんに
会って語り合うことを楽しみにされていた。
(朝比奈さん指揮、大阪フィルのブラームスを聞きながら、話の華が咲く)
最後、支笏湖・丸駒温泉に向う車の後姿を安心して見送った。
あとは、可愛いお嫁さんの来るのを待つばかり。
穂積君、あんまり選り好みしてはいかんぞナーーーモシ。
すかさず、お母さん「お父さん、選り好みして、すぐ私を当てたの・・・!?」とのお惚気、
ただただ、ご馳走様でした・・・・・・・・。
コメント
まいどです。
穂積氏が関西出身とは知っていましたが、お父様は大阪でレストランを経営されてたのですね。しかも西成ならば車でも30分圏内!もっと早く聞いておけば、、、一度食べにいきたかったです。
ということで穂積氏、今度弊職が北海道出張いった際は大阪話をする為飲みに行きましょう!(←飲みにいきたいだけ)
Posted by: muso 橋本 | 2010年10月05日 16:18
お母さんは、あの宮川彬良(お父さんは愉快な指揮者の宮川泰さん)から「大阪の母」と呼ばれるほど、慕われているそうです。
今度、宮川さんのコンサートに一緒に行きましょうという約束までしました。
冬の売出しには、是非穂積君と話し合ってくださいな。
Posted by: まほろば外商部 | 2010年10月09日 19:18