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2010年10月19日

●デティールとフォールサム

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「森下自然医学」11月号の「森下クリニック点描」は、
毎回、森下会長と患者さんとの対話と紹介コーナーである。
今回は、何とまほろばに勤めているゆかりちゃんのお父さん、
城越清さんご夫婦が登場、6Pにわたって掲載されている。

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会長との質疑応答。
そして、インタビュー。
大腸がんを西洋医学に依らずに、森下食養理論で、
克服した辺りのお話は、心を打つ。

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設計士なる故に、細部と全体、つまり
デティールとフォールサム、その統一体としての視点。
それは、森下自然医学の腸内造血理論の赤血球と全身との関係に相通じ、
建築と医学の世界観が同じ根源、同じ帰着を目差すものだった。

さらに、誌上「俳壇」に投稿する句作。
設計と俳諧。
その科学と芸術、理論と情緒の統合こそ、人の住まう家屋にイノチを吹き込む。
いわば、左脳と右脳のバランスこそ調和的生活の根底がある。

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いずれも一読に値するもの、是非読まれんことを。
最後に、ゆかりちゃんの入社の経緯も語っておられた。
その親ありて、その子あり。
そして、奥様のみち代さんの蔭の支えあって今日あること、何れの家も同じであった。

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