●2011 雅楽店開き
1月6日(木)、9時からまほろば従業員、地下洞「無限心庵」に集って、
今年の雅楽奉納に、心身を正して、各々献香祈願。
「札幌雅楽同好会」の顧問をされている星野亮先生の竜笛、
鈴木英子さんの篳篥、西野香織さんの笙の三管合奏。
最初に、「君が代」斉唱、次に新春の願文送呈。
そして、次々と参拝した後、御神酒で「新年の挨拶」唱和、
最後は、三本〆の拍手で、万事滞りなく終了。
お三方による神前に奉納演奏の様子を録画。
「天泰地平」を願って、エリクサー給水場の前にて演奏。
星野先生の解説よろしく、大変理解し易く有り難かった。
ただ、室内寒気に覆われて、指がなかなか動かないとのお声。
申し訳なく、用意の至らなさをお許しください。
漢の高祖が作ったといわれる「武徳楽」。
これも唐楽で、酒盛りの際、奏された「酒胡子」。
極楽に住む霊鳥「迦陵頻迦」の姿を模した「迦陵頻急」。
前奏に、笙の独奏が典雅に奏でられた。
胡国の人が酔って踊って姿を描写した「胡飲酒破」。
1500年の伝統雅楽が、このように変更することなく、継承されている。
何と素晴らしいことか。
古雅な響きに、奈良飛鳥の人々が初めて耳にした当時に思いを馳せる。
年々、技術力量が上向くばかりのお三方に、この場を借りて感謝申し上げます。
毎年、得難きご縁を戴き、無事今年の厄を払い、吉祥を招いて下さいました。
またまた、来年のこの日を楽しみにして、待ちたいと思います。
コメント
今年も、地下洞「無限心庵」での仕事始めの式、
そしてエリクサー前での奉納演奏に、参加させて
いただき、どうもありがとうございました。
毎年、仕事始めの日は、まほろばさんにて
神恩奉賽と、新年の祈りの機会を共に頂き、
自分にとっても、毎年、新たなスタートへの励みや
元気を頂いております。
いつも、安心安全で美味しいものを提供して
下さる、まほろばさん。
伺うと、いつも、新鮮な エネルギーがお店に
満ち溢れている 感じがします。
また、今年も通ってしまう でしょう(笑)
昨年は、宮下社長はじめ、スタッフの皆様方にも、
大変お世話になりました。
今年もまほろばさんが、益々ご発展されますように!
本年も、どうぞよろしく お願いいたします。
Posted by: 西野圭織 | 2011年01月11日 11:11
こちらこそ、よろしくお願いいたします。
これも、ひとえに西野さんの雅楽への傾倒、笙への愛情の余香を戴いている訳で、この縁無くして、実現出来なかった儀式で、心から感謝申し上げます。
息も太く続くようになって安定され、音色が素晴らしくなりましたね。
これも毎日の稽古の賜物ですね。驚きました。
益々磨きをかけて、札幌の雅楽会を盛り上げてください。
星野先生がお元気でご活躍されているのが、何よりも嬉しいですね。
毎回感謝申し上げます。
鈴木さまにも、よろしく申し伝えてくださいませ。
Posted by: まほろば無音の会 | 2011年01月12日 07:26