« 土橋さんの「おらが春」とヨガ | メイン | 玄牝/げんぴん »

2011年01月22日

●エゾシカ料理と高遠さん

18日に、「エゾシカ協会」による講話研修会が開かれた。
講師は、ガンから食事などで奇跡的に蘇生された芽室の高遠さん。
食の持つエネルギーを身を以って体験された。
とても罹患されたとは思えないような肌も美しくチャーミングな方です。

そして、お話しも理論的で、体験されているので説得力があります。
菜食に拘らず、野生の魚肉も使い、巾広い視点を持たれる。
まほろばにも来店されたことがあり、
共働学舎のチーズも使用し、京子さんは彼女の生徒さんだとか。

ezosika taktou 1.jpg

   「高遠智子」さんのプロフィール
オーガニック料理研究家・中国国際薬膳師

自らのガン闘病経験から、食の大切さを再確認し、
9年ほど前からフランスで料理を学び、
現地の有機野菜やそれらの飼料で育てられた
畜産物の素晴らしさを体感。

帰国後、電力会社の料理講師を務め、
北海道の地場産原料の素晴らしさを取り入れた簡単料理を提案。
その後、独立し、中国で学んだ薬膳の知識を盛り込んで、
素材の良さを引き出した身体に優しい元気になる料理教室を主宰。

雑誌やテレビ、インターネットサイトでのレシピ考案、
リゾートホテルのメニュー開発に携わり、
古きを大切にしつつ新しい食文化の創造に
つながるようなアドバイザー業務に尽力。

商品開発にも携わり、
開発した商品は首都圏のデパートでも
人気の商品となっている。

http://yaplog.jp/rethree_co/(高遠さんHP)

takatou ezosika.jpg
(おいしいエゾシカ料理「エゾシカベジタブル丼」「十勝マッシュとエゾシカボールのスープ」)

ezosika taktou 2.jpg

http://h-tokunaga.jp/(「兄弟姉妹」のHP)

「創作中華しゃぶしゃぶの店 『兄弟姉妹』」の社長・于徳志さん。
道東から届いた生エゾシカ肉を、各部位に応じた料理を次から次へと卓上に。
驚くそのお手並みに、「エゾシカ宮廷料理ツアー」と称した中国富裕層の
旅行申し込みが殺到しそう。最早、中国旅行客が10万人とか!!

中国では、みな飼育鹿で、野生種はほとんど居ない。
それでも、牛豚の何倍もの高値で取り引きされ、
みな薬膳料理に供せられるという。
これほど、野生鹿が密集しているのは、世界でも北海道だけという。

aisatu[1].jpg   

まさに、道民は、お宝を眠らせているんですね。
では、薬膳鹿料理のご紹介!

1,鹿すね肉スモーク+鹿胃袋のネギ風味
(スネ・胃袋).jpg

2、鹿の胎児 中華薬膳煮込み
(胎児).jpg

3、鹿レバー野菜油炒め
(レバー).jpg

4、鹿ロース肉 クミン風味
(ハラ).jpg

5、鹿スペアリブ甘酢風味
(バラ).jpg

6、鹿肉の四川マーラ風
(ロース).a.jpg

7、鹿モモ肉の薬膳シャブシャブ
(モモ)b.jpg

コメントする