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2011年02月03日

●「へうげ」商標特許取得

へうげ 特許.jpg

朝一番、特許庁から「へうげ」の商標登録証が届いた。
「へうげ味噌」を仕込み販売してから予想外の大人気。
店のお客様用としていたものが、全国的にも拡がって、
「へうげ(ひょうげ)」の名を登録せざるを得なくなったためである。

味噌と同じ材料(米はないが)で、今年は醤油も仕込む。
名前は考えていないが、まさに内容は「へうげ醤油」なのである。
その原材料選定と確保と調整に11月から今までかかっている。
なかなか、時間がとられる。

それもそのはず、今までなかったような奇想天外な内容でビックリするだろう。
故福岡正信翁・自然農園のハッピーヒルの米や裸麦、
北の哲人・伊藤さんの無肥料・無農薬の強力小麦や
まほろば自然農園の九種混合の豆類等など、
ラベルに書ききれないほどの盛り沢山の贅沢材料である。

今年は、麦麹をブレンドした味噌は、どんな味わいになるだろう。
0−1テストレシピの結果が、楽しみである。
醤油は、歴史上初めての試みをするので、来夏が待ち遠しい。
ともに、あの「七五三塩」を使い、1tばかりを製造。

この調合に、ほとほと疲れ果ててしまった。
何せ、手狭な作業室での樽作業。
24種類ほどの塩を混ぜ込む複雑さに神経を使う。
これほどの量を扱うと、塩の気に当てられるのか、吸い取られるのか。

しかし、今日全てを送り出し、
後少しの豆の選別送りで、全てこちらの作業完了。
仕込み蔵の秋田県横手は、近来稀に見る大雪で、
何処も雪下ろしで、なかなか仕事に取り掛かれないという。

仕事始めには、現地に視察取材のため伺う。
果たして、この雪が吉と出るか、凶と出るか。
微生物や穀物達にとって眠りの深い冬とならんことを。
しんしんと屋根に雪積み、ふつふつと桶樽に寝息聞こえ・・・・

コメント

まいどです。
本店の壁に新たな商標登録証が飾られるのですね!
味噌に続く「へうげ醤油」。細心の注意を必要とするブレンドの話は、聞いて想像するだけで気の遠くなる作業ですね。頭が下がります。
まほろば様の穀物と秋田の気候でまた日本に豊かな味をもたらして下さい!
麹様頑張ってくだされ!

ありがとうございます。
今、ムソーの小林さんと冨貴食研の永山さんがいらして、
感謝デーを手伝ってくださっています。
何時もながらありがたいことです。
橋本さんも是非お越し下さい。
一緒に語り合いましょう。

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