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2011年04月11日

●お別れ&チャリテーコンサート

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先月25,26日,本店と厚別店で前厚別店長・渡辺匠君の
「お別れ&東日本大震災チャリテーコンサート」が行なわれた。
本店では25名、厚別では60名も入る大盛況で、彼を惜しむお客様で一杯だった。
わずか3年間に過ぎないが、遺してくれたものも大きい。

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当日は、ピアニストの大橋(渡辺)亜希子さんの心洗われるような演奏。
難病とピアノと共に生きる彼女の姿は、気高くで美しい。
春にご結婚され、おめでとう!!ご主人は彼女を支え、彼女は彼を信頼し切り、夫婦の理想像。
また叔母さんが、仙台で大津波に遭遇。車から奇跡的に生還された話は圧巻だった。
(後日、UPします)

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また、かねあいさんのご夫婦のデュオも感動的な一場面だった。
若いご夫婦ながら、ご主人の凄絶なるこれまでの体験で勝ち得たものはすごい!
二十歳から始めたという音楽、ギター、パーカッション、ピアノ何でも習得したのは天才的だ。
ご主人の健康へのレクチャーもまた、実体験を踏まえたもので感銘した。

当日は、静かな心に沁みるものだったが、本来はロックを、特に奥様はボーカル。
清楚な佇まいからは想像出来ないが、相当激しいらしい。今度それを。

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そして、渡辺君の相棒、斉藤君は今、本店で懸命に働いている。
「3・2」と称するグループは、二人で一つの世界を築いていることがこの日初めて知った。
本店の斉藤君の働き振りを見て、その心優しさと人柄の良さに感心する。
この「3・2」の絆は強くて深いんだなー、とつくづく思ったのだ。

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匠君が、今度「DOKODA/ドコダ」というドーナツ屋さんをお父さんと一緒に出す。
すべて手作りで、店も手作り、心のこもったドーナツと接待で、
きっと札幌一のドーナツ屋さんとなり、人気を博すだろう。
次の号で、お知らせします。

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また、厚別店では、お花の森直子さんが、大橋さんの曲に合わせて、
生け花のパフォーマンスをして下さった。
春にちなみ、別れにちなみ、大きな桜の枝を最後に挿して、
それこそ花を、添えて下さいました。ありがとうございました。

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匠君も、池坊流華道を森さんから習い始めたという。
きっと、招来は池坊専匠と名乗るでしょう。(笑)

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日本人は、桜の散り際の良さを愛でて、古来こよなく桜花を称えて来ました。
人の別れも、一遍の桜の散り際の様に、さぁっと散って、余韻を遺したいものです。
今回の大震災の被災者の方々も、
きっとそのように何かの遺言を私達に預けたものと思いたいのです。
犠牲という尊い教えを戴いて、私達はきっと生まれ変わらねば、
多くの霊に申し訳なく思うのです。

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冥福を祈ると共に、日本の再興を願いたいのです。
もう発展は望みたくありません。
ただ無事で、平安でありますことを。

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最後に、「結」を握り合って、橋渡しする渡辺君と穂積君です。
引き継ぐ二人も、大きな宝を受け渡しして、
人生の両岸を共に走り続けます。
穂積君は、過去の貴重な経験を生かして、
大きく厚別店を牽引して発展させるでしょう。
これからの厚別店を見守り、育てて頂けますよう、お願い申し上げます。

コメント

コンサートでは大変お世話になり、ありがとうございました。大切なスペースをお貸し頂き、素晴らしいアーティストさん達と共演させて頂き、心温かなお客様とのご縁を頂き感謝しています。文中で思わぬお誉めの言葉を頂いた主人も大喜びしています。これからも、厚別店さん、本店さんでお買い物させて頂くのを楽しみにしております!

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