●先回の牛肉のはなしから
武田教授のブログに、「被曝場」と化した学校・幼稚園という中に、
ウシについてコメントがあった。
【ウシ】
チェルノブイリ原発事故の時、
ドイツではセシウム137を筋肉に含む牛肉は食用にならない上、
焼却しても半減期が30年ということで全て処分した。
さらに遙か離れたスイスでは、(ドイツと違って)牛や羊に前年の干し草を食べさせ、
また羊の群れを汚染されていない西部のフリブール州に移動させた。
日本では、福島原発に近いウシを全国(24都道府県)に移動させた。
ドイツとスイスの処置は1年1ミリを守ったもので、
日本では「被曝ぐらい我慢しろ」ということである。
牛乳は危険である.チェルノブイリの時でも子供達の甲状腺ガンは
乳牛を飲んだことが大きく原因した。
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多くの母が苦しんでいる。
その苦しみを「大げさだ」と言う学校は「法律違反」をしている。
先生方、「放射線防御に関する法律」や「クリアランスレベル」を勉強してください。
20ミリは法律違反です。
関東や東北南部の子供達は、3月の第一撃でかなりの内部被曝をしています。
だから、すこしでも休ませてあげて欲しいのです。
すこしでも休ませてください・・・先生方!
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昨日、「北海道の有機農業をすすめる会」の総会で、
本田さんと宮嶋さんに会い、共に畜産業に携わっている生産者の立場から聞きました。
自分としては、それは出来ない事、許されない事で、
故に、顔の見える関係、生産地・生産者の確りとした生産物を、
消費者は、選択して買うべきではないだろうか、とされています。
私も同意見です。
そのために、このまほろばを開いている訳ですから。
何事も、責任は大小に関わらず、互いにあると考えています。
今回の原発にしても、国や東電の言いなりとはいえ、
彼地に落とされる利潤・利益に預かれると、全ての方ではないですが、
同意納得された住民でもあったはずです。
(しかし、一方的な巨大利権の犠牲者であることを認識した上です。
あくまでも、脱原発の立場です)
結局は、最後は自分自身の生き方を問われることです。
どういう生き方をし、どういう選択をするか。
一つ一つの選択肢の決定が、自己を方向づけているのです。
それは、目の前の小さい物、ささいな事から始まる訳です。
どの肉を選ぶか。
右か、左か。上か下か。
決定付けるものは、自己の意思であり、判断であり、
自己責任で最後は、自分に返って来るのだと思います。
人生の一切は、そうなのだと思います。